どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:ヨブ、原隊復帰、Hunters

1月7日 土曜日 晴れ

 午前中、参加している読書会へ。隣の隣の大学の博士課程の人が来ていた。旧約聖書ヨブ記の話題が出たが、苦しみ、意味の問題。難しいな。メルロポンティとかを読んでみたい人生だった。昼はパスタを食べて帰宅。もう何をやってもいいわけだが、なんだか終わった感じがしない。もちろん試問があり、試問をクリアしなくてはならないが、どんなに程度の低いものであれ、自分にできることはやったので、良かった。ただ通過を待つだけではなくて、やってみて終わらせた実感がある。これで無事に試問を終れたら、初めて何かに取り組んでやり終えた自信を得ることができるなと思った。

 そんな話をネット仲間にしたら「なぜ、フラグを立てる…」と言われた。確かに。まあ、自分なりにやれることはやったので、これでダメでも残念ではあるが、構わないかな。

 帰宅後、だらだらとネット。ようやく原隊復帰感ある。2017年冬アニメもそろそろ始まる頃である。今期は何をみようか。夜、なんとなく見始めたHuntersを朝5時までみた。あと5話もあるのか、どうしようかな...。

にっき:提出期限、学食、寝た

1月6日 金曜日  晴れ

 昼まで寝ようと思っていたが気がせいて目がさめた。10時半、寝不足だが早く終わらせよう。今回、論文を書くにあたり、棒読みちゃんに無茶苦茶助けられた。自分の文章を考えながらひたすら読んでいるとゲシュタルト崩壊するし、そもそも4万字を音読チェックするのは声も枯れてしまう。なので、棒読みちゃんに読んでもらっていた。

 12時前に読み始めて、13時半頃に読了。棒読みちゃん、ありがとう。シャワーを浴びて印刷して研究室へ。14時15分頃に出発。歩いていっても良いと思ったが、早く終わらせたいので原付でいった。

 研究室には同級生や卒論提出の学部生が穴あけ機を使い製本作業をしていた。みな無事に終わったようである。事務に提出するのと諮問委員会に提出するものもコピーして、まず指導教官のところへ。コピーを手渡した。「今から出すんですね?」「はい」「ご苦労さまでした」エレベーターで1階まで下りて事務に提出。

 なんというかあっけなく終わった。出したところで振り返ると同級生JD氏がいた。マスクをしていて顔が赤い。風邪でもひいたんだろうか、可哀そうである。「全部で4部ですよね?」と訊かれ「あ、はい、たぶん」と答えた。

 外に出ると急に腹がへったので、とりあえず地下食堂へ。かき揚げうどん、白身魚のフライを食べた。いま思うと書き上げたわけか。相変わらず、お茶のボタンを押しても水が出る給水器から水を二杯くんで座って食べた。

 食べると急に眠くなってきた。あぁ、終ったのだ。

 帰宅後、昨日届いたコミケ新刊の箱を開けるも眠くて4時半から7時まで寝た。その後、疲れているのもあり、だらだらとhuluでノストラダムス・エフェクトという番組をみた。

 夕食は報道関係者との新年会で三条界隈へ。居酒屋、珈琲屋、バーと廻って2時に出て、2時半に寝た。久しぶりに会った老舗バーのマスターに「一回り太ったんちゃうか?痩せや」と言われた。そうでなくても太っているのに太ったと言われたので、明日から節制生活だな。

にっき:提出期限開始

1月5日 木曜日 くもり

 10時半前に起床。昼までゆっくりし、13時より作業開始。残り一万字、字数ではなく精度の問題である。何気なく過ごす一日と、こういう頭を使い尽くすような時間とでは密度が違う。僕は実存主義者ではないけれど、彼らの云わんとするところが分かるような気がした。

 15時半、何も食べてないことに気付いて腹が減ったので、近所の喫茶店でハンバーグ定食。ラーメンを探したが、時間が悪く閉まっていた。白髭でめかしこんだ爺が、ひたすら店員に話しかけて、ちょっと煩かった。いわゆる純喫茶形式だから、そういうものなのかもしれないが、声がでかく話の内容が全部聞こえて、待つ間、本を読むのにも気が散った。一分と黙していられない様子に寂しいんだろうなぁと察してしまい、何か切ない。珈琲代を払わないと話を聞いてもらえないのか...。そう遠くない明日の我が身を思いつつも、僕はネットで駄弁るから問題ないかと思った。

 一瞬ぱらついた雨と冷たい曇り空に気分転換もできたので、作業に復帰。6時に一度休憩して作業に戻り、再び休憩したら9時前だった。次に一息ついて11時前。説明を加えたほうが良い点、章立てを変えるなどして3時前、ついにとりあえず完成。

 11月半ばまで、やる気がなかったし、その後、急に気分が変わり最良のものを提出しようと思ってから早一ヶ月半、ついにできた。終わったと思って、気分転換にアシタノツバサを聞いて期せずして涙ぐんだ。

 そう、2014年4月、沖縄の空で浮いた記憶だ。一度、手の届かなかったあの高さから見れば、どんな景色が見えるんだろう。次の機会はないと思って、また南風が味方して、他人よりも重い僕は上空200mで風をつかんだ。エンジンを切っても浮かんでいられる感覚、島の全景と立体図、水平線と藍く蒼い濃淡を描く海と空。帰り道、フェリーの波飛沫と風の強さに、ストライクウィチーズの心を知った。いま、あのとき漠然と憧れて、ぼんやりと行ってみようと思った座標まで来たのだ。古代語の「風」が持つ意味が、僕をここに連れてきた。

 朝4時半前、表紙、目次、文末脚注、参考文献とりあえず付けた。明日起きてから音読したら閉じて提出。事故ったり天災にあわねば、この二年の最大の課題が終わる。何かRedemptiveな気分。5時前、疲れて吐きそうなので就寝。Soli Deo gloria.