どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

いちごミルク、著者たち、疲れ

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12月9日 日曜日 晴れ

 通常通り仕事を終える。30分早く出た。ふと「日本語キリスト教」を考える場合、いかに森有礼ー森有正を正当に評価し位置づけるか、という点が、かなり致命的な問題だと思った。すなわち哲学とカトリックに対する教養、その欧州における膨大な蓄積への理解という話なのだが、知る限りで、このあたりの話を教会では聞いたことがなかった。一人、若い牧師で、森有正を嬉々と買っている知人がいたが、彼のような人は稀有なのではないか。

 畏友作家氏より連絡もあったので贔屓の喫茶店にて、いちごミルクを飲んで待った。きちんとした、いちごミルクを飲んだのは初めてかもしれない。生クリームを抜いたが、予想を超えておいしかった。

 巡回経路の古書店に立ち寄り、資料を追加。科学史も博論を書くための範囲となるので、来年、再来年は相当読まねばならない。夕方には帰洛。戻ると、これまた別の資料が届いていた。『基督教講座』である。場合によっては1冊千円とか三千円で売られているのであるが、あまりにボロいからだろう。10冊で三千円なので、買いだった。デジタル化して残したい気もするが、完全に開くと壊れそうでなんともである。

 知人の若き前衛小説家、また美学・映像論で有名となった同郷の若き研究者と批評家氏が一緒にいるらしいので、顔を見に行った。淡々と過ごしたが、良い時間だった。また機会があれば、きちんと著書を精読の上で会いたい。ふと思ったが、今日会って話した人4人中3人が単著持ちである。著者ばかりに会った一日であった。京都の良いところである。

 早々と暗くなった祇園あたりからバスに乗って帰宅。さすがに疲れた。ネトフリにてスタトレVOYを観て、三時には寝た。明日は徹夜にはならないだろうが、2018年10月から2019年3月までの絶対義務、研究発表である。一行も書けていないが、資料は読んでいる。とにかく書くだけである。

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エンドゲーム、宿直日、最下層の研究者

12月8日 土曜日 快晴

 随分と冷えるような気がする。途中で起きたが10時過ぎに起床。昨晩、遅くにアベンジャーズ新作の告知が来ていた。大変期待している。本日、宿直日である。11時までブログ更新など。身支度し、12時前には出発。電車に乗ると、誰かの切符が忘れられていた。降りるときに困ったろうな...。行きしな、喫茶店でW.Jamesの精読を終えた。当然の帰結といえばそうであるが、大変よい書物であったように思う。

 仕事前、腹ごしらえにおにぎりを買いに入ったコンビニのレジでオーナーと思わしき老人の耳が遠いらしく、何度か聞き返された。

 すでに働く多くの非日本語話者の労働者含め、今後ぼくらが受けるサービスの基準を再設定しなくてはならない。それは明治、戦時以来の日本語の再設定でもある。キレて声を張り上げない良い声量と発音と文法を考えている。

 15時半、職場に無事に到着。夕食に戻るのが遅くなるという連絡をバス亭で伺った。

 空いた時間に少しでも研究しようと思ったが、連日の疲れで頭が働かなかった。とりあえず、必要になりそうな資料だけでもダメ元で入手せねば、と思い、某資料館に連絡。幸い、顔見知りの先生が電話口に出て下さり、早々に資料を送ってくださるとのこと、しかも無料であると。

 多大なるご厚意が科研費も学振もない最下層の研究者なるわが身に沁み入る。この資料をきちんと読み込めば、予定していたものと併せて来週火曜の学内発表には間に合うだろう。助かった。

 ということで博論の構想に必須の資料も入手したし、8時間労働したしオールフリー飲んで寝たい気分であるが、まだ勤務時間だったので、静かに時間を待った。チョコラBBのノンカフェインを用意しておいたが、結局飲み忘れて、1時半頃に就寝。

久しぶりの喫茶店、発表準備、誕プレ月間

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12月7日 金曜日 晴れ時々くもり

 昼過ぎに起きて身支度して出かけようとしたら、友人より話を聞いてほしいと連絡あり。なんだかんだと話していたら、結局、15時半くらいになり、17時に贔屓の喫茶店に到着。

 文学青年氏と相席しようとしたら次の予定があり10分後に出かけるからということで、またの機会として、フランス人オタク氏と言語について話した。たとえば騒々しいなど、漢字を強調のために重ねて形容詞化したものは、基本的にネガティブな意味かという話。初々しい、瑞々しい、凛々しいなどがあるので、あくまで強調だろう。無論、禍々しい、憎々しいなどもあるので、ポジティブなものは少ないのかもしれない。ポリネシア、太平洋全般に多い、語の重複による名詞形成というのは、日本もその範囲ということか。ただヘブライ語、アフリカ系の言葉にもある特徴なようにも思うが、どうなのだろう。興味深い。

 その後、現場仕事をするネット仲間氏と話して、19時半には出た。

 21時から映画を見ようかと思っていたが、眠いのでやめ、帰宅後、発表準備。想定している問いと答えの論理を組むために、さらに2本論文を読んで、贔屓のラジオが始まったので聞きながら作業。2時半には横になり3時半過ぎには寝た。

 昨日今日あたりで、公開したAmazonリストよりネット仲間からの誕生日プレゼントが届いている。米国時代の恩師の新刊も調子に乗って買ったが、ページの破れなどがあった。Amazonさん...。クレームを入れておいたが、また300円ポイント還元とかされると嫌だな...。次から気をつけろとしか言いようがない。

 とはいえ、プレゼント類は大変うれしい。恩師の千項超の新刊も読まねばなるまい。早速サルサをパリパリやって発表準備をした。これが映画とかならばいいのだが、とにかく明日明後日は宿直をして、明後日夜は休み、月曜は徹夜、火曜に発表、水木と出席すれば、年内は落ち着くだろう。どうなるかと戦々恐々としながらだったが、終わりが見えつつある。

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