どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

初めてワタミにいった。

ドブラック企業として名高い和●民なる居酒屋に初めていった。外出すれば金もかかるし、基本的には外に出ないのだが、今日は何故か出ようと思った。僕にとって外に出る理由は、人に会うのが一番いい。買物ならアマゾンで済むし、旅行も費用と面倒くささを考えると難しい。グーグルで満足できることも多いし。

 

が、外に出てみた。で、一年半ぶりくらいか、知人の先輩夫妻(とはいえ半世紀ほど年上である)に会ってきた。原付で市内を南下20分。寒い。年齢を感じるが、とにかく南下。

 

御歳80を越えておられるので、いま会っておかなくては何があるかわかるまいと思ったのだ。が、杞憂だった。変わらず本当に元気でおられ、安心した。むしろ、向こうが僕の音沙汰の無さを心配していたくらいだった。

 

で、そこに来ていた人たちの中で、某有名財閥の花形企業で勤めていたという人に会った。ハーバードの卒業生だそうだ。そのオジサンと僕と、あとなんかオーストラリア?から帰国中とかというオバサンとその先輩夫妻の五人でワタミに行った。

 

応対してくれた店員さんは、どう見ても高校生くらいだった。いつのまにか自分も歳を取ったと思う。国内の某機関に勤めている人から電話があり、相手の日本語が不自由だから、僕も少し不自由な英語で応対した。外は寒いので、ガラ空きの店内のレジ前で話していたら、少しだけ、他の客にじろじろと見られた気がした。でも、それは僕の勘違いかもしれない。いい歳こいて自意識過剰なだけかも。

 

で、いろんなことを思った。かたや世界一と名高い大学を出て、日本を代表する企業に勤める人、海外での仕事をしてきた人、一方、僕は無職である。それを恥ずかしいとも何とも思わないが、店員であろう高校生くらいの男の子を見て、なんか不公平だよなぁと思った。

 

確かに無職だし、職歴とかも悲惨だが、決して不幸な身の上ではない。むしろ恵まれているだろう。基準が何かは分からないけれど、相対的に見ると、やはり僕は恵まれているのではないか、とか思う。

 

ただただ不公平さということを、ぼんやりと飛び交う英語を聞きながら、暗黒を越えて漆黒と呼ばれる企業の鍋を食べた。美味しいと思った。