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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

沖縄・久米島の宇江城にいってみた

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4月15日 火曜日

 沖縄に来て七日目である。メールの返信やら何やらをして午後まで過ごし、午後から、とにかく出かけようと車を走らせた。

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 目的地はとりあえず城址でも見ようかと思い、標高310mのこの島で一番高い場所を目指した。google先生に聞いてみたが、どうやら、この島は先生の支配下にはないらしく、最短距離は行き止まり、ところどころで曲がる道の左右が間違っている。wimax持参だが3G回線のみしかつながらない。つくづく自分が出来上がったインフラを前提に生きてることをで痛感する。こういう世界があってもいいなと思った。

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 で、まず最初に目指したのは国の重要文化財である江戸時代以来の琉球武家屋敷である。300円を払って第何代目の当主の奥方かはわからないが、いわゆるおばぁよりお話を聞く。沖縄の葬儀や習俗について伺った。美しい場所だと思う。が、やがては廃れていくのだろう。古今東西、栄枯盛衰、焼肉定食である。

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 そのあと、google先生に聞いて到着したのが、なぜか航空自衛隊の駐屯地。先生によると僕が城址へ到着するためには、ここを突破しなくてはならんらしい。アホなんですかね??? え…?と思って停車していると、苦笑気味の隊員登場、いわく。

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僕「お城にいきたいんですけど…」

隊員「えーっと…、とりあえず、麓まで下りてもらってですね…」

僕「」

どういう迂回路もないらしく、あきらめて山をくだる。しかし、下りながら水平線が見える。この島はどこを走っても、どこかに相当に広い海が見える。僕の日常がどこまでも都会にあることを否応なく思い出す。

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 基本的には一本道のはずだが、ところどころで道を間違えつつ、天皇陛下がいらっしゃったらしい見晴らしの良い高台へ到着。かなり高い場所で見晴らしが良いのだが、こればかりは来てもらわねば、その凄さは伝わらない。

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 で、そこで唐揚げとジュースを購入。もぐもぐしながら城址へと向かう。城址はぐねった道の先にあり、オフシーズンの平日の夕方であり、人は僕以外にいない。

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ちょっと道を滑らせたりすると、僕は誰にも気づかずに死ぬよなぁというスリリングな思いと、嘘みたいな360℃の展望への興奮が入り混じり、思わず、なんだこれ!と一人言をかましてしまった。

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 しばらく写真を撮ったり、みたりして、真ん中の石に寝転んでみた。誰もいない。ただ海風が強く、人や街は遠景に溶け込んでいて、那覇からでさえ約100km、僕の生活圏内からは、1000kmは離れている。物理的に遮断されるということを実感しつつ、ぼんやりと上をみた。ただ青かった。

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 仏教関係の友人がいうように瞑想とかそういう気分を想像したり、斬捨狂徒として祈るということを考えてみたり、預言者たちがたまに山の上にて神の声をきくということが、なんとなく分かるような気もした。

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 すると遠くで人の声が聞こえてくる。最初、空耳かと思ったら、男の声がする気がする。幻聴か?と思って、はっと気づいた。別の観光客だ。

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 いそいそと石の上から起き上がり、確認してみる。やはり観光客だった。寝転がってるところを見られずに済んで良かった。

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 その後も、じっくりと写真を撮ったりしているうちに、時間は経ち、帰宅時間となった。夕食は島内唯一の中華料理屋へ。楽天イーグルスのサインや旗が飾ってあった。島まぐろのユッケ丼を頼んだ。美味しかった。

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 帰路、日用品を買った。昨晩、最接近した火星が満月に映えて、南国の夜風が、僕の今を海に流していく思いがした。

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