どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

メリケン大統領の来日 沖縄お試し移住14-15日目

4月23日 水曜日

 一日、池澤夏樹『カデナ』を読む。嘉手納基地の近所で読むにふさわしい。が、途中で疲れて、宿にあったワンピースの総集編、トムズワーカズの部分を読んだ。たしか、このあたりまで立ち読みとかでジャンプで読んでたと思う。で、その後のオカルト島?の話が出てきて、読むのをやめたんだ。加齢もあるかと思うが、次から次へと色んなことがある内容に疲れてしまう。

 夕食は近所のA&Wにて。おいしい。ロコモコを食べた。

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4月24日 木曜日

 カトリックの方と知り合いにあった。おもしろい出会いである。昼、皇居にてオバマ大統領を前に歓迎の動作を行う陸上自衛隊の中継を見る。米国の捕鯨船給油基地として開国を迫られ、大戦では陸軍主導で米国と戦った日本。そして、いま米国初の黒人大統領であるオバマ氏に対して陸自儀仗隊が栄誉礼を行う。大統領来日の目的は環太平洋とは名前ばかりの米国内市場のための日本開放、対中国・ロシアへの威嚇としての日米同盟の軍事ポーズだ。迎えるは薩長土肥の子孫たる安倍総理。

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 幕末以来のこの国の歴史が凝縮しているような様子が興味深いなと思った。ちなみに、知人のメリケン何人かに「そういや、おたくの大統領来てるよ」と言ったら、皆、え?そうなの?と言っていた。興味ないようだ。これが偉大な田舎大陸米国と、海岸線一杯に膨張する同調圧力のせいで外圧に弱い日本との差だろうか。なんか可笑しかった。京都風にいえば「ついこの間」である維新以来、超エリートによる実質的な国家社会主義を目指してきた「この国のかたち」はどこに行くのだろうか。

 西に中国、北にはロシア、東に米国という大国の波間に揺れてきた列島のさらに南で、岩礁のように大きなうねりに晒されてきた沖縄で、僕はぼんやりと日米首脳会談の中継を眺めていた。僕も銀座で寿司食べてみたい。でも、おやつで食べたタコライスは旨かった。豚肉の味付けが良い。

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 午後、続けて読書、記事作成。メリケン夫妻が旅行へ行くとのことで、鍵を預かりに行く。つうか、車で迎えに来てもらった。夕食は、ちょっとお腹いっぱいだったが、知人細君によるタイカレーである。おいしい。慌ただしく荷物やお土産を詰め込むメリケン夫妻をみながら、夜がまどろんだ。

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