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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

沖縄へお試し移住、24日目

5月3日 土曜日

 ついにというか、もうこの日がやってきた。今回、沖縄で一か月暮らすことの前提は、親の還暦旅行の行先が沖縄であり、前々から住んでみたいと思っていたことにある。で、一か月先にきて住んでみた。が、両親到着の日である。

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 朝、少々早起きして、高速を一時間飛ばして那覇空港へ到着。もっと混んでいるかと思ったが、そうでもなかった。予定では首里城へ案内した後に、弟夫妻に引き渡し、僕のガイドは終了のはずだった。が、甘かった。

 出発前、弟より連絡があった。

弟「なんか整備確認で、いつ飛ぶか分からんらしい」

僕「」

ということで予定は未定と変更相成りて、とりあえず首里城へご案内。シャッターを切ろうとしたらSDメモリがないと表示。しかたなく4Gを2千円で購入。高杉、泣いた。

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 場内は在りし日を偲ぶ趣も何もなく、再現とはいえ材質なども観光資源としての耐久性を主眼にしたものであって、当時を垣間見るようなところもない。ただ資料館として、少々の展示はまあ良かったかな。

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 午後、食事をして、そのまま弟夫妻に引き渡そうと思っていたら、平和祈念公園に行く予定なので連れていけとのこと。うわぁ、面倒くせえ、と思いながら、仕方なく車を走らせる。途中、沖縄そばの店があり、そこで昼食。よもぎ入りの沖縄そばは初めてだったが、美味しいと思う。

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 で、公園到着。遠い。平和祈念公園に関しては、修学旅行等で訪れた人も多いと思うが、僕は初めてきた。つか、沖縄は十回くらいは来ていると思うが、ここに来たのは初めてである。来なかった理由は単純で興味ないから。

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 折しもGWであり、子どもの日に向けて鯉幟が立っており、賽の河原よろしい雰囲気である。祖父の兄の名前が戦没者として石に刻まれているので、それを確認した。別に何の感慨もなかった。が、ただ、祖父の兄が、伊江島にて米軍と川を挟んで交戦中に負傷し、このままだと負傷兵もみな死んでしまうということで、負傷兵たちは筏に乗せられて、川を下ったという話は何度も聞いた。それが祖父の兄の最後だった。

 沖縄という土地は陰影が濃い。暗い影はますます黒く、極彩色の自然はどこまでも鮮やかに、そして紺碧の空と海はどこまでも輝いている。太平洋戦争と米軍の統治、復帰と戦後の処理の一方で、亜熱帯の観光地として加速し続けてきた地方都市。大国の波間に揺れてせめいできた歴史が凝縮して突き抜けると、あのハイビスカスや空と海のような色になるのかもしれない。

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 個人的には、平和祈念公園の存在そのものに首をかしげてしまった。平和とは公園にあるのではなくて、いま、この瞬間に、人が作り続けていくものだ。しかし、同時に、人は自らの想いを継続させるのに憑代が必要なことも思った。9.11のグラウンド・ゼロ然り、この公園然りであろう。

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 公園は県営であるらしいが、公営施設としてこういうことをするのはどうなのだろう。沖縄が独立してやっていけるなどと一切思わないが、公立公園である以上、国の施策に左右されるのではないか。そして、国の政策こそが、沖縄の人たちを殺したはずで。1972年の沖縄の日本復帰以来40年、投じられてきた10兆円の利権と琉球以来の歴史の手打ちが、この公園なのだろうか。

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 そんなことを思いながら、暑い日射しにうんざりして、もう資料館を見ようとも思わず、またその時間もないので、県別の慰霊塔だけみて、あとは景色を眺めた。そこで弟夫妻が到着。無事に両親を彼らに引き渡した。慣れない運転に疲れたし、くたくたになりながら高速を北上して帰宅。

 戻ってからはダラダラとネットをして終えた。あとは、月曜日に、親と知人夫妻を引き合わせて、それで終わりだな、と思っていたら電話がなった。

弟「ごめん、予定変更(ry」

僕「ファッ!?」

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