6月19日 木曜日
もはや一日を思い出せない。やばい。若年性の痴呆が始まったのかもしれない。しかし、痴呆とはひどい字だと思う。覚えている限りでは、覚えていない。何やったかなぁ。で、思いだした。なぜか豚大根が食べたくなり夕食につくったんだった。そうだわ。
6月20日 金曜日
朝、昼と特記事項梨。夜7時よりお坊さんたちの集まりに顔を出した。メディアの取材が入っていて、話を聞かれたりして面食らったが、チベット仏教の研究者の方と、カトリックの教理要綱を肴にガッツリ雑談した。ものすごく楽しかった。聞かれて話すことで、整理される部分がある。話のネタとしては、キリスト教欧州と大乗的日本またはアジアの仏教的・儒教的思考の枠組みの違い、欧州の基層構造的知としての旧約聖書など。
話しながら思ったけれど、文脈依存または文脈展開する宗教であるキリスト教は、究極的に文脈を解体する仏教全般の傾向とは、どうしても相容れないのかもしれないということ。もっとも相容れないのなんて、人間が二人いればそうだし、個人の中においても矛盾を抱えるわけだから、間主観ならぬ間宗教的言説なんてのは、そもそも相容れようもないのだろう。
結局最後まで残って、大乗的仏教の近代化を目指すお坊さんと、その仏教における個人の交換可能性=平等性に、日本ローカルの民主主義の思想的根拠を見出そうとする新聞記者の話を聞いた。楽しかった。僕のようなgmkzが生きていける社会であってほしい。
6月21日 土曜日
昨晩、帰宅後、寝つけず起きたのが11時過ぎだった。同居人たちが寝ぼけた顔で台所に座っているのを目撃。午後、社会人である同居人がやることがない、というので、僕の引越し第二段階に急遽付き合わせた。車で約2時間半ほどかけて、前の部屋に到着。とりあえずメインPCを回収した。6時半くらいに近所の回転寿司へ行き、たらふく食べて高速で帰宅。高速早すぎワロタ。夜8時半には戻れて良かった。
帰宅後、PCの設定と駐車場に転がっていた小さなテーブルを水洗い。実に三カ月ぶりの自分のPC(今まではノート)を触ると、なんだか無意味なやる気が出てきた。
夜、設定の微調整ついでに、過疎地域で働く牧師と話した。幼稚園併設だが、人口減はどうにもならないらしい。どうしたもんだろうか...(´・ω・`)