どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:台風直撃、読書、ドイツの友人

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8月10日 日曜日

 朝、起きたが早朝礼拝には微妙に間に合わないし、空の機嫌も分からないので、出かけたが諦めて帰宅。朝9時からやっている近所のインターナショナルな教会へ出席。インドネシアから帰ってきた宣教師の話を聞いた。基本的にイスラム教徒の国だが都市部は違うらしい。主題の聖書のことばはコリント書Ⅱの5章17節。

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。

古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。 

 決して上手くない日本語なのに、ところどころで「させて頂く」という表現はきれいに発音していて、なんだか可笑しかった。ちなみに、僕は「させていただく」という表現は過剰で不快だと思わさせて頂いている(発狂)3人の信者がどのように信仰を持ったのか、とかそういう話を聞いた。一番おもしろかったのは、インドネシアの教会建築の写真だ。宣教師いわくカメラをなくしてしまったので、ネットから自分が見たものを拾ってきたとのこと。同じものがあったので、以下貼っておく。

Blimbingsari | potoputu※こちらのサイトから拝借。感謝。

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 あと、おもしろい話だと思ったのは悪霊騒ぎが絶えず誰が経営しても駄目だった土地に、キリスト教徒がホテルを建てたら四つ星ホテルになり、大繁盛しているという話。ちなみに牧師がいくと無料で泊まれるらしい。なんだかなぁw

 それと凄いなぁと思ったのは、宣教師が教会堂を建てたら焼き討ちにあったという話。21世紀とはいえ、世界はまだまだこういうことがスタンダードなのだろう。ここにはないが、写真の中に出てきた民族楽器だけで奏でるインドネシアの礼拝音楽は興味ある。聞いてみたいものだ。結論とは信じることは人生を委ねるということだ、みたいな話。

 帰り道、それなりに風が強くなりつつあったが、ビニール傘の向こうにぼやけるお地蔵さんを撮ってみた。昼前になると、大雨となった。午後、昨晩つくった鶏ササミのスイートチリソース和えとごはんを昼飯として、読書。丸山眞男『日本の思想』を読み始める。なんでも大学生必読の書らしい。大学生の頃、名前も知らなかった(呆れ)が、日本人の思想性を通史的にどのように理解するかというのは、非常に興味深い話である。

乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

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  あと、フス戦争のマンガが届いた。エログロリな内容だが、中世欧州の雰囲気が出ていると思うがベルセルクほどではない。 余談ではあるが、結局プロテスタントというのは、賢くなくては出来ない。フスもウィクリフもルターもカルヴァンも皆、当時の知識人だった。

 明治以来、部族酋長の社会≒村人から市民になりきれない日本人にとって、または構造的に知識人が浮いてしまうこの社会において、プロテスタントの行方は、場合によっては、この乙女戦争の内容にならなくもない。

 宗教改革当時も、べらぼうに賢いやつが口火を切り、最後は、農民の武装蜂起=テロとなり、国際社会なり権力者に軍事的に鎮圧されるというのは定型パティーンなのだ。この型を崩す形、または、武装蜂起せずに済む社会というのは何か、ということを考えさせられた。

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キャバクラ嬢だけど、ママ友と格差有りすぎて辛いwwwww BIPブログ

 友人の新聞記者も書いていたが、民主主義というのは告知の原則に基づいて選択のための情報が提供されねばならない。が、そもそも情報を得ることのできない人々の現実があるのだ。この漫画もその新聞記者に紹介してもらったのだが、考えさせられるものである。

 夜、ドイツに住むメンサの会員でMBAとかっていう超絶ハイスペックの友人と久しぶりに話した。彼のような人だと分野が良ければ年収は1500万円とかになるんだとか。すげえなぁ。僕もそれくらい稼げるようになってみたいものだが、10年くらい働いた総額が、それくらいになりそうな...。