どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:関空、新幹線、地元の小学校

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8月14日 木曜日

 朝六時過ぎに謎の番号により起こされる。しかも十秒くらい聞いていたが、音がなく、改めてかけなおすと、今日、ふらっと数か月、世界を回ってくる友人の新しいIP電話だった。そそくさと起きて、準備をし、七時半前のバスに乗り、京都駅へ。駅からは特急はるかなる関空への直行便に乗り、無事に、空港到着。便利だし楽なもんだと思った。

 出入国のための査証&visa事情を友人が理解していなかったようで、新たにチケットを買うという勉強代を彼は払い、あまり話す時間もなく旅立っていった。が、それでいい。旅立ちなんてもんはそんなもんだ。

 ちなみに、この友人、今年の年末年始は、遠距離恋愛中だった台湾人の彼女に会いにいって、なんと、その場でふられるというウルトラCをかましてくれた。年内は海外にいるらしいので、今回はどんな超展開が待っているのだろうか。個人的には、旅先で、結婚することにした、しばらく帰ってこない、という連絡を楽しみに待っている(・∀・)だっておもしろいじゃない!こちらで更新するらしいので、ぜひ、こっそり応援してやってほしい。が、僕のはてなブログから来たとは言わないように。

考える葦 | 〜低予算の世界一周〜

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 少々、眠気のある身体を引きずりながら、再び、特急はるかにて新大阪へ。そこから地元へ新幹線で帰った。夏だからか何なのか、回送車に乗り込んだ奴がいて、出発が遅れていた。乗車率は100%を超えていたが、たまたま自由席が空いていたので座れた。

 地元につき実家到着。親と今後のことを少し話して、祖父母に会いにいった。明日が敗戦日なので、少し戦争の話を聞いた。人生90年どうだったかと聞いたら「夢だった」と祖父が答えた。僕は、この夏のひとときを忘れないだろう。少し泣きそうになって、帰宅。

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 回転寿司にいこうと思っていたら、なぜか父親の脳内では近所の焼肉屋ということになっていた。久しぶりにユッケを食べた。ユッケって出してる店あるんだな。ワイ、大満足である。

 早めの夕食をとったので、腹ごなしがてら、徒歩数分の小学校へいった。昔、僕が過ごした小さな小さな世界は、今ではミニチュアのようにそこにあって。あの頃から変わらない遊具たちが、逆上がりできなかった太った小学生の幻を僕に呼び覚ました。場所と記憶の関係は面白い。

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 何枚か写真を撮ったあと戻って仕事。いよいよ明日、久しぶりの講師業である。この日程をメドに今後のことをどうするか考えていたが、4月に沖縄に行って以来の僕の長い夏休みの宿題が、いま始まろうとしている。

 眠かったがシャワーを浴びて、配布物の最終修正と講義用メモを作成。唯一の地元の友人が夜10時以降なら会えるという連絡があり、今からたぶんお茶でも飲みにいく。しかし、疲れたでござる。

・・・

夜、友人と会い、最近、彼が2chの不思議ネットや異世界系のまとめにはまっていることを聞いて笑ってしまった。まあ、でも楽しいもんなぁw

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丸山眞男『日本の思想』による日本人の思想受容メカニズム

まず日本人の特性を三点。

・ 伝統=無限抱擁性、思想的雑居性

・ 歴史化せずに思い出となる

・ 実感と科学だけを信じる人々

その説明としての歴史解釈

 本居宣長が求めた固有信仰

 キリスト教の代わりとしての天皇制=国体=伝統

 無限抱擁と雑居を否定する者は排除する形で伝統が機能

 精神と制度の未分化による制度の無制限の内面化

 戦後社会・組織における無限責任・無責任

 マルクス主義で初めて学んだ一貫した世界観

 精神を宿す公式・制度の物神化、実感と科学のみへの信仰

 確たる自己なき素朴で安易な自画像、狭い社会と現状追認

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 マルクス主義の求めた「革命」は日本人自身が、まず強靭な個として自己革命を行わなくてはならぬ、という結論。色褪せていない視点だと思ったが、いはやはしかしwいわゆる、一貫した論理で世界を構築する視点=世界観は、日本人には無理だ、みたいな話だな...。個人的に、土人であることを悪いとは思わない。しかし、土人が土民程度にはならないと、海岸線いっぱいに広がった同調圧力で、みな辛い思いをするだけなのかもしれない。