8月18日 月曜日 快晴
朝食はなし。疲れ果てていたが、早く寝て早く起きた。午前中、市役所にて手続きを一件片付ける。快晴である。市役所に向かいながら「神のみた夢」「隣人が誰かは誰にも分からない」ということを考えた。その足で少々遅れたが、フィリピンから帰国中の友人と大阪市内で会う。ミックスフライ定食を食べ、地下の珈琲屋へ。三桁万円の貯金をもってフィリピンで楽しく暮らす友人に、自由さと気楽さを見て、うれしく思った。日本ではすぐに消えてなくなる額のお金でも、南国では楽しくやっていけるらしい。いいなぁ。
珈琲屋を出て、本屋へ。昨日、神戸で買わなかった同人誌を一期一会と思い、梅田の虎の穴にて購入。嬉しい。で、京都に向かう電車、バスの中で少し眠ってしまった。僕は引きこもりなので、普段、外に出ない。割引き惣菜を買うとか、近所の学食へ行く以外で外には出ないのだ。なので、この数日間、ひたすら外出で、次々に人に会うというのは相当に疲れるものである。
帰宅後、無事についた感があり、いつのまにか京都暮らしに慣れてきたことに気付く。汗だくでもあったので、ついでに、掃除をした。いわゆるおっさんたちの巣窟なので、あまり皆掃除をしない。なので、掃除機と床拭シートというテンプレをかましておいた。
今日は荷物をほどくことを諦めて、だらっとしていたら、同居人社会人が帰宅。彼と食べながら、割に遅くまで話し込むことになった。なかなか充実した旅の終りとなった。そういえば、昨日、僕がキリスト教徒になった日だった。あれから17年、この数年悩んできたことの答えが、ようやく言語化されて、遠い地平にうっすらと見えている。