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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

書くことを仕事にしてみた感想

映画みた

今週のお題「書くこと」

 久しぶりにtopをみてみると、テーマが「書くこと」なので書いてみる。思えば、僕の本名は、とある作家の漢字をそのまま貰っている。父親が好きな作家だ。彼のようになれば、との思いが込められているに違いない。であるならば、父の願った通り、僕は、とりあえず国語だけはできるという人間になった。センター試験も国語と社会だけはほぼ満点をいつも取った(あとはお察しください)。つまり量産型の私立文系卒のおっさんになった。

書くことは仕事

 昔から書くことは好きだったが、創作に興味があったわけでも拘りがあるわけでもない。が、30代も半ばになって、書くことが仕事になった。まあ、なんというかライターみたいな仕事をやるようになって、僕のような最下層のライターになると、時給換算すれば100円とかもあるわけだ。小さな新聞社の記者にならないか、また本を書かないか、というお誘いも頂いているが色々と考えてしまう。ということで、今の僕にとっての「書くこと」は、とりあえず仕事なので、その仕事について整理も含めて端的に書いてみる。

得しないこと

①とにかく単価が安い。

 正直、ライターで食っていくというのは厳しいという印象。僕の場合は、様々な要件が重なって、辛うじて食っているが、いわゆるフリーライターで食っていくというのは相当に大変だろうなぁと思う。ライターになりたい人は、このブログサービス界隈では多いようだが、100文字書いて一万円とかでない限り、収入的な意味で書いて得することなんて、あまりないんじゃないかと短い経験の中で思う。

②字数を決めてもらわないと書けない病

 仕事である以上、広告主やら編集やら印刷、または書店などが絡む。なので、字数を指定してもらわないと書けなくなるところがある。自分の好きなことを好きなように書けるのはブログだけだ。新聞記事であれ書評や論文であれ、読者が僕の書いたメッセージをメディアに変換して言論空間を構築できるように書かなくてはならない。公共性が求められている。その意味で、つねに制限される側面が、仕事として書く場合にはある。もっとも仕事でやるのだから、お金にならないなら書きたくない、と明確に思う。

得すること

ではライターになって得することはあるのか。

ざっと数えてみると、三つほどある。

①発表前の映画や本を他の人より早く手に入れられる

 これに関しては、本当に良かったことの一つである。全部が全部欲しいままというわけには行かないが、自分の取材分野なり関連する業界のものだと、かなりの確立で公開前に映画を見れたり、または出版前の本を頂くことが出来る。これは素直に嬉しい。

②一般の人が入れない場所、会えない人とつながりが出来る

 先日、はじめて「報道」と書いた腕章を頂いたが、まあ、そういう扱いの人間として様々な場所に出入りできるようになる。例えばファンにしてみれば、垂涎ものの有名人と話す機会がある。少なくとも名刺交換程度には。これも確かな役得で、僕も一般には頼んでも会えないような著名人や作家と銀座などで会ったことがある。

 副次的ではあるが、こういうメディア・出版業界は、本当に人脈の世界なので、芋づる式に様々な人と知り合いになっていく。伝手を辿れば、会いたい著名人なり作家に本当に会える立ち位置となる。また報道機関なり出版メディア業界なりの人々の知り合いも増えてくる。

③たまに丁寧に扱われる

 僕の仕事は駆け出しフリーライターなので、まだまだ分からないことは多いのだと思うが、まあ、こういう世界に憧れている人々に対してドヤ顔をしようと思えばできるし、人間は肩書に弱いので社名なり業界のゆえに割に丁寧に扱われることがある。個人的には、フリーライターというのは、ただの日雇いバイトと同義なので、何も誇るところがない。でも日雇いバイトが悪いとは一切思っていない。

おわりに所感を述べると

 自分の書いたものが最低でも数千人単位で読んでもらえるというのは、確かに魅力的だし、何かしら本なり雑誌なりと形になっていくことは楽しいことかもしれないが、個人的には自分で一度だけ作った同人誌が売れたときの方が快感はあったと思う。だから、僕は、あまり掲載紙などを読まない。編集部なり取引先に出した後の原稿の内容は、もう僕の手を離れるし、忘れてしまう。たまに、ネガティブな反応などをツイッターなりネットなりで見かけたりもするが、遠吠えでしかないので、気にしない。ということで、以上、今の僕にとって、仕事としての「書くこと」について申し述べてみた。

ちなみに、僕としては仕事でなく、匿名で好きなことを適当に書いていけるブログは本当に良いと思う。