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にっき:ハヤシライス、資格試験の準備、記号

11月7日 金曜日

 昨晩、ちょっと気になることがあり、思わず本を読んでしまった。早く横になったが寝たのは一時を回っていた。気になっていた関連でルターの卓上語録や奴隷意志論をさらりとめくっていたのだが、エラスムスに対してルターがこのような口調で話すとは到底思えず、ちょっとおかしかった。またルターがアウグスティヌスをどう誤解したのか、という問題についての小論を読み、なるほどと思った。おもしろい。

卓上語録

卓上語録

 

  朝、8時半頃起床。誰かがゴミ捨てにいく音で起きる。午前中、洗濯物をし、昼食の準備となった。最近、僕が作ることが増えているので、ちょっと苛ついてしまう。古典講読の釈義が済んでいないのに。とりあえず、今日は仕方ないとして、今後はもっと柔軟にやろう。手順を考えて、自分がやった方が速いと思ったりするが、結果的に、嫌な思いをすることがたまに僕にはあるし、以前の職場的な問題でいえば、それで結局一つできなかった仕事がある。もっともボランティアだったので仕事でもなんでもないんだが。

 昼食はレトルトのハヤシライスとコロッケ。うめえ。午後、同居人たちに僕の専門分野に関する一時間の講義。古典的な問題であり中世の議題であり近代以前の相克であり、現代にも続く課題である。

アウグスティヌス神学著作集 (キリスト教古典叢書)

アウグスティヌス神学著作集 (キリスト教古典叢書)

 

  3時前、古典講読と研究会に顔を出すために出発。原付のガソリンがないことに気づき、持っていた現金195円で入れる。郵便局により、編集より預かっていた先行試写用DVDを返却。遅れてしまったので謝罪文を挟んでおいた。

 古典講読は、自分の準備不足を感じる時間となり、研究会は、発表したブルガリア人の知人の涙ぐましい努力に触発される時間となった。正教なり東欧・ロシアの文化というのは、もっと紹介されたり身近であっても良いのではなかろうか。

逆遠近法の詩学―芸術・言語論集 (叢書・二十世紀ロシア文化史再考)

逆遠近法の詩学―芸術・言語論集 (叢書・二十世紀ロシア文化史再考)

 

  研究会後、院生と学食にて食事。641円で、おろしカツ丼と豚汁、小鉢二つ。安い。教授に借りた資料で重くなったカバンを引きずり帰宅。急ではあるが、動機づけのために再来週に発表させてもらうことになり、ギヤチェンジかつ本気になってきた。

 余談ではあるが、去年、僕はこのタイミングで焦るだけだった。あれから一年たった。結果はともかく今回はやるだけやって資格試験に臨もうと思う。もっとも前向きな気持ちや決意など、煙や水蒸気と同じなので、僕は自分を信じていない。が、自信ではなく、記号や象徴を貪ることへの渇望を動力源にして、やってみよう。やるか、やらないかの二択でしかないのだ。