12月2日 火曜日
朝、誰かがゴミ出しにいく音で起きる。昨晩から冷え込むと聞いていたが、本当にさむい。やばい。寒いので、お湯を張ったがこれが間違いだったかもしれない。風呂から出た後に、身体が暖かいうちに歩こうと思い、読書しながら運動のため歩く。天文学などについて僕は全く素人なので、かなり楽しく読んでいる。
帰り道、スーパーに立ち寄りイカ天と材料を買った。みかんが一箱千円で売っていたので、戻ってから原付で買いにいった。が、このあたりから失敗だったかもしれない。30分の休憩でさらに体は冷えており、そのまま昼食を作ったのだ。
午後一時過ぎ、頭がいたく眠いので少し眠るが寒い。二時過ぎ、これはあかんと再び風呂に入る。どうやら風邪を引いたみたいだ。風呂から出て渇いているうちに、昨日の原稿のことで編集と話す。ついでに、学生時代の友人から約半年ぶりくらいに電話があり、面倒だなと思ったが、出た。本を流通させるとかそういう話で、伝手がないかということだった。最近元気?と聞かれたので、普通、相変わらず底辺暮らしと答えておいた。
実は表面上、僕は地元で仕事を探していることになっている。詮索されるのも説明するのも面倒だからだ。つか、別に誰がどこで何してようがいいだろう、jk。
ということで、何してるの?と言われたので、日雇いみたいな簡単な仕事と答えておいた。嘘ではない。ということで、その後、学生時代のことをふと思い出すに至り、結局、考えてみても、要するに僕が悪いとかネタにされるとか、そういう話にしかならない人間関係は、少なくとも、僕にとっては何も善いことがないので、このまま自然消滅を願うのが良いと思った。時間の無駄である。
嫌なことを思い出しているから風邪をひいたからか、頭がいたい。こういう場合は対策がすべて、ということで、院生氏の葛根湯をもらい再び寝る。
今晩は課程博士氏が今度の授業の練習がてら発表しに来るんだが、果たしてどうしたものか。興味あるし、出たいけれど、体調を見なくてはならぬ。
・・・・・・
結局、課程博士氏の発表をきいて、一通りコメントした後、バイト的何か。課程博士氏の内容は、ライプニッツ、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、サルトルを巡りながら、なぜ「在る」のかを問い、その「在る」ことへの科学的応答として、現代宇宙論のビッグバン理論の解説をきいた。が、そもそも哲学的問いなので、科学では答えられないので哲学があるというお話だった。すごくおもしろい。
前半部分はさすがの一言で、僕のような素人にも分かるように話されたし、後半の宇宙論の部分も、よく分からないことはたくさんあるが、それでもビッグバンについて現在二通りの説があって、しかも、そのどちらもが、哲学的問いには答えられていない、ということは明確にわかった。楽しい。内容を理解せずにメモのために単語だけ以下に記す。
①インフレーション宇宙論→マルチバース
②超ひも理論→十次元宇宙→10の500乗通り可能な宇宙
うむ、わからん。が、なんかたのしい(・∀・)
バイト的何か後、体調が悪かったが、そこまで問題なく。就寝前、学生氏とぼんやりと話す。今後、どうしたものか。