どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:日曜、アイリッシュパブ、水滴

12月28日 日曜日

 土曜夜、友人より連絡。婚約した彼女とちょっと揉めたらしい。価値観の摺合せというのは大変なことだ。話し合い理解せねばならぬ。そういう努力をしたいと思える相手がいればこその悩みだし、ぜひ幸せになってほしいと彼の愚痴を聞きながら思った。

 朝、その後、本を読んで遅くなったので早朝礼拝にも間に合わず、この前に行ったところへ行くにも遅かったので、友人が牧師をしている教会へ出席。説教は、お爺ちゃん牧師。内容が、旧日本軍かと思うくらいの激しさで、爺ちゃんも鼻息荒く話してて、この人倒れないだろうかと、こちらが心配してしまった。内容は置いておいてお元気なことはよろしいのではないか。

 午後、帰宅後、だらりと過ごしてしまう。勉強しなくてはならないが、ちょっと咳が止まらない。読めていなかったブログ巡回。しばらく試験勉強が忙しくなるので、読めなくなるかもしれないが、まあ仕方ない。いつも読んでくださっている皆さんのブログを楽しみにはしているのだが。

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 夜、人生初のアイリッシュパブ。僕は基本的に酒の場が嫌いで、酒を飲まなくては言えない話とかそういう精神状態が良く分からない。もちろん、機嫌良い関係の人々と一緒にいるための飲みの場は、大好きだ。お坊さんや僕の知らない世界を知る人々の話を聞くために酒の場にいることは好きなのだ。ごはんも美味しいし。

 また、酒を飲めないと旨い酒の味が分からないというのは人生を損しているという見方もあろうが、それは逆も然りである。酒の失敗で人生を損する人もあろうし、呑みたくないんだから飲まないのだ。とはいえ、絡まれない限りにおいて、そして喧しくない限りにおいて、酔っ払いがエチル・アルコールの摂取で少しでも幸せになるのならば、それもまた良いではないかと思っている。

 ということで、今晩夜半に出発する深夜バスに乗る院生氏を駅まで車で送る。早めに出て、高架下のアイリッシュパブに行きたいんだとのこと。僕は、そもそも飲まないので、まず行く機会がない。が、だからこそ、こういうときでなければ足を踏み入れる機会もなかろうと、彼について行ってみた。

 終電前だったので、中は人々でごった返しており、所せましと皆が酒を飲んでいる。在米時いわゆるスポーツバーには行ったことがあるのだが、似たような感じだろうか。とりあえずジンジャエールを頼み、魚と芋が来るのを待った。うるさくて隣にいる院生氏との会話も注意が必要なくらいだ。

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  興味深かったのは、外国人がお気に入りのようで、ドイツ語と英語が飛び交っていた。が、カウンターの中にいる人たちで英語が分かる人はわずかなようで、黒人ムキムキマンがウェイターに「とりあえず、英語わかるやつを待つよ」って言ってたのが印象的。英語の分かる店員さんは、テキサス出身だと言っていた。色んな人生があるもんだ。

 約一時間ほど滞在し、僕は、もう一杯シャーリーズ・テンプルを頼んだ。理由は中身もだが、名前で決めた。好きなアニメのキャラの名前だからだ。12時半、終電も終わり、人々が減る頃になって、外へ。いわゆる英国的魚&芋については、個人的には美味しいと思った。ジャンクフードなだけだが。

 行きも帰りも雨がふっていた。交差点で停車しワイパーを止めると、深夜の道路が、クリスマスツリー色ににじんでいく。水滴のついたガラスの絵が好きなことに最近気づいた。