どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:三寒四温、パチモンの焼鳥屋、提灯に照る

f:id:timelost:20150306061040j:plain

3月6日 金曜日

 どうにも最近また寒い。三寒四温とは言い得て妙だと思う。京都だし、そういう古い言い回しの背景になっていたりするのだろうか。朝、ハリソン・フォードが墜落で重傷とのニュースをきく。彼の奥さんであるキャリスタ・フロックハートは、アリーmyLOVE以来、大ファンなので心配である。どうか無事に回復してほしい。

 昼食は院生氏作成のパスタ。博士は東南アジア調査中、農学部君は帰省中、学生氏は引っ越して東京へと帰り、次の人が来るのは三月中旬。しばらく人がいないので、シェアハウスも静かなものである。

 午後、だらだらと書類や本棚の整理。研究に向かって分類しなくてはと思っている。そういえば、昨日、編集が余っている本を十冊ほど送ってくれた。基本的には専門書ばかりだが、中には一般の大手出版社が出した専門周縁の書籍もある。この数年、知の巨人などと持て囃される作家の本もあったが、少なくとも僕の専門に関していうと残念の一言に尽きる。修士風情がモノを書くと恥をかくというのは、まさにこのことである。周囲に止めてくれる人はいなかったのだろうか。

f:id:timelost:20150306061105j:plain

 外は暗くなり夕方。夕食をどうしようかと思っていたら、院生氏よりメール着信。近所にできた焼鳥屋へ行きましょうとのこと。そこはかとない地雷臭を感じなくもなかったが、この時、僕も彼もこんなことになろうとは思っていなかったのです(Dr.コトー風)

 全国チェーンなのかは知らないが、関西では馴染のある焼鳥屋で「鳥貴族」というのがある。280円均一で焼鳥なり酒を売っている。友人たちと雑談しながら食べるには良い店で、僕も何度も足を運んでいる。京都、大阪、三宮とそれぞれの店舗に行ったし、毎回満足して帰ってきている。が、今回訪れたこの店は外装デザイン他、鳥貴族とよく似ているが違う店である。値段は270円均一。10円だけ安い。ぱっと見、姉妹店か何かと思っていたら、詳しくは以下のリンクからお察し(ry

f:id:timelost:20150306074605j:plain

 感想としては10円差で、よくぞここまでひどくなるものだと思った。関西の人ならばよく知るであろう、ミックスジュースがあるが、あれを頼んだら、どう考えても水で薄めたミルクセーキみたいのが出てきた。コーラはさすがにコーラだったが、ウーロン茶は家茶なみの薄さである。もっとも減点度が高いのは生キャベツが水浸しだったこと。野菜の鮮度を保つために水に漬けるのは構わないが、せめて拭うとかさ。あと注文の復唱確認もなかった。

 パチモンもここまで来ると潔いというか、良い勉強になったと笑うしかない。軟骨なども頼んだが、値段の割には小さいし美味しくもない。何事も勉強であり、一度いく分には笑い話になるが、もう一度いくことはないと思う。商魂たくましく盗人猛々しいとはこのことであろう。会計を済ませて外に出た途端、院生氏が「いやぁ~wwwこれはないですわ~wwwいやぁwww」と言う。僕も笑うしかない。

  帰り道、ちょっと夜道で写真を撮ってみた。京都には小さな神社や寺が無数に乱立している。提灯に照る神社というのは、趣があって良い雰囲気だ。まだまだ寒いが少しずつ春が近いのを感じる夜長だった。

f:id:timelost:20150306074814j:plain

f:id:timelost:20150306075130j:plain

f:id:timelost:20150306080405j:plain