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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:医学生の日常、雨の土曜日

 4月4日 土曜日 雨のち曇り

 朝、起きていた新しい同居人・医学生氏と少々話す。今ちょうど解剖実習中らしく、当初の驚きやら様々なことについて聞く。献体された身体を、ショックの少ない部位から順に解剖していくのだそうだ。その部位以外には布がかかっているそうで、でも、最後に喉の構造を見るために首を落とすらしい。そして、医学生たちは顔をみて、自分たちが行っていることの医療を超えた意味をもう一度知る。さすがに医大生の中では倒れる人はいないようだが、看護学生さんなどは必修見学で来て卒倒してしまう人もいるらしい。そりゃそうだよな。僕なら吐いてしまうんじゃなかろうか。

 解剖後の遺体は元に戻されて合同葬儀となるらしく、医学生たちは喪服を来て出席するらしい。凄いことだな。ある点では、この国でもっとも能力のある人々が人の命を守るための現場へとひたすら投入されている。僕などには事の善悪は分からないが、医師はじめ医療関係者の待遇の改善など、様々な措置も必要なのだろう。今後、大量に人が死んでいくこの社会で後手後手に回る生者の仕事、そして彼岸と此岸の間に立つは聖者か否か、葬式バブルという時代がやってくる。

 空洞化する地方と余る介護施設と閑散とする巨大モール、肥大化する都市、徐々に骨粗鬆症化していく未来。実際は、先のことなど分からないが、僕には与り知らぬ水際世界で志を以て学ぶ新しい同居人に少しく感銘を受けた。

 午後のバイト的何かは今日は休み。昨日一日外に出た疲れか、昼寝したら、もう夕方5時だった。どうやら土曜日を休みにして暮らすのが今後良いかもしれない。ユダヤ教的には安息日だし。

 夜、僕が監修的立ち位置で入っている漫画作品が、早速ネットで叩かれていた。二番煎じだ、もともと自分たちがやっていたことだ、と喧々諤々である。が、個人的に思うのは、そんなにムカつくながら、自分で自分の納得する作品を世に問えばよい。結局、何をどう言っても満足しない連中だろう。一生吠えていればよい。僕はキメ顔でそう言った。