どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:お疲れマーチ、入学式、徒労感

4月6日 月曜日 曇り

 昨日のバスの中は蒸し暑いような感じもあったが、肌寒い朝。春である。午前中、ブログ更新をしようと思ったら博士帰宅。なんでも昨晩、ついに車が召天したらしい。カトリック教会では聖人になる前に「福者」になるのだが、我がシェアハウスでも、かの車を「福車」認定することになった。

 昨晩、走っていたら急に異音がし、エンジンも停止しかけたり、やたらに熱くなったり。ガソリンスタンドで見てもらったが、ラジエーターか何かの冷却液が無くダメになっているらしい。とりあえず入れたが、その後、嵐山観光をしたせいか、再び異音。2Lペットボトルで水を買って、エンジンを冷やしながら帰ってきたというのだからやばい。

 つか、高知行ってるときに高速で起きなくて良かった…。帰り際に、友人司祭が車を祝福してくれたのは、これの予兆だったのかもしれない。とにかく無事に走り切ったということだろう。話のオチとしては、博士が、車の合鍵を全員分作ってきたことだろうか。福車となった古いマーチの最後の茶目っ気である。ありがとう、日産マーチ。君の鍵はキーホルダーとして使おう。

 ちょうど、司祭とスカイプがつながったので、博士と三人で話す。さすがに司祭も笑っていた。午後、炒飯を食べて、その後はブログ更新。明日より入学式やらガイダンスが始まる。いよいよ新生活の開始だ。

4月7日 火曜日 雨

 昼過ぎより入学式。それなりの規模の大学なので院生だけの式でも随分な人である。この大学を出た連中は変なのが多いので、相当に変な連中がいるのだろうと期待していったら期待外れだった。全員黒スーツの就活生みたいな格好の人ばかり。まあ、そりゃそうか…。

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 本来なら、小学校か中学校にあがる子供の入学式である可能性もあって良いのだが、何の因果か、四捨五入40歳にして自分の入学式である(白目)就活生のような若者たちの列に加わる勇気もなく、一番後ろの家族席に座って、遠目に眺めた。不思議というかカルチャーショックというか、興味深いのは、結構な数の家族が入学式に出席していることだった。

 もう覚えてないが、親が来たのは確か中学校の卒業式くらいまでな気がするが、いまは大学院の入学式にまで親がビデオカメラを持って来るのか。就職面接に親が付き添う時代だというので、あながちである。もっとも親御さんが誇らしいのはよく分かるが、僕が、この人たちにとって異質なものであることを改めて見せられた気がして、なんとも居心地の悪い時間となった。まあ、見る機会のないものであるので、良かったけれど。

 入学式は出なくて良いもので、何かおもしろい仮装した人みたいのを期待して行った僕には期待外れなまま、今度は研究科の全体ガイダンスへ。これも非常な徒労感を持つものだったが、研究科長の挨拶はスパイスが効いていて良かったけれど。夕食は院生氏と学食へ。なんというか、地味に体力を削られる一日。ついに明日から社会的入院の治療開始である。