どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:週末、バイト、復活大祭奉神礼

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4月11日 土曜日

 朝、先日の旅行ついでに記事も書こうという話で、食べた絶品塩カツオの御代を稼ぐべく一日記事作成。今回の取材は、個人的に良い内容だったし、誌面も割に空いているそうなので、大きく扱ってもらえたらいいなと思っている。

 昼食後、バイト的何か。今日はちょっと僕の側のやる気の不備のような。申し訳なかった。午後もひたすら記事作成。とりあえず書き切り、少し寝ようと思ったが、ムスリムの友人と話す予定だったことを思い出した。

 その後、夜、正教会の復活大祭奉神礼へ。通常の奉神礼は、今までに二度出席したことがある。今回は特別な時期の礼拝ということで、期待。つか、開始が深夜0時ですよ、終了は3時過ぎるとか。事前に電話して確認したら、一時半とか二時くらいには帰る人もいるから、そのときに出たら良いのではないかと、言われた。とりあえず流れに身を任せるのみである。しかし深夜にバスに乗って出かけるとかテンションあがる。何か中高生の頃を思い出すような感覚である。いつのまにか、夜とは自宅でゆっくりする時間であって、活動する時間ではなくなってしまった。加齢というやつか。

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 ほんとは今日は行かないでよいかと思っていた。昨日まで正教会の事務所に連絡がつかなかったからだ。が、今日、電話はつながり、友人のチベット仏教研究者も個人的にでも見学にいくとのこと、さらに院生氏まで行くと言い出した。この際だからとギリシャ語堪能な西洋古典君も誘った。ということで、合計四人、部外者による正教会奉神礼見学である。

 正教会の奉神礼は、生涯に一度参加しとくと良い。キリスト教ローマ、ビザンツ帝国千年の歴史が今でも生きていることを実感できる。特に夜は美しい。祈りを象徴する香炉の匂いと薄暗さの中、ロウソクに揺れる聖画。

 きっと、どこの正教会でも撮影は禁止されているのだと思うが、今回、外国人(たぶんロシア人?)が割にスマホで撮っていたので、僕も撮影してしまった。なんと、ここでは許可されてるのか!と思ったのだが、後程勘違いだと帰るときに気づいた(白目)謹んでお詫び申し上げる次第である。だから、聖堂内の写真は公開しない。

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 印象的だったのは全てであるが、独特のメロディの合間に交わされる「ハリストス復活!」「実に復活!」という挨拶だった。最初は日本語、その後はたぶんロシア語、あとギリシャ語、それに英語で、挨拶が交わされる。典礼文も、日本語、ロシア語(たぶん)英語で読み上げられていた。

 笑ってしまったのは西洋古典君は叫ばれていたギリシャ語を解したらしく、文法解析と共に僕に伝えてくれ、元気よく挨拶を交わしていたことだ。パネェ。

 ということで、中々に貴重な体験をして帰宅。深夜二時、タクシーを拾って帰った。客取りのために目の前でタクシー二台が事故りそうになったのは、軽く修羅場だった。

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4月12日 日曜日 晴れ

 遅く帰ったのもあり、午前はゆっくり。朝食の代わりに、昨日、正教会で買ったクリーチ(復活大祭のときのケーキとパンの間)を食べた。宗教における味覚というのは食べるしかないので、とにかく味わうことが出来て良かった。

 遅めの昼食を近所のサイゼリヤへ院生氏と。その後、彼は自分の教会へ。僕は礼拝も出たので、一日ゆっくりと過ごした。深夜に動くのはもう疲れてしまう。以下、youtubeでみつけた海外正教会の様子。興味深い。昨晩出たのも非常に趣があって良かったが、一度、海外の盛大なものも見てみたいものである。

 個人的な感想ではあるが、プロテスタント、カトリックよりも正教会の方が復活祭を実感できる礼拝だと思った。可能なら来年も見学したい。