どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:友人の結婚、東京の夜

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4月25日 土曜日 快晴

 朝、8時半頃かに起きて身支度。久しぶりにスーツを着た。僕の同世代くらいだと、将来の自分はスーツ着て会社に勤めているんだろうという漠然とした未来を、子供の頃にぼんやり考えた人もあろう。が、そうはならなかった。

 非常に過ごしやすい家的な宿の外は晴れて、結婚式日和である。朝10時、隣の駅にある式場となる教会へ出発。タクシーを拾おうと思っていたら、あまり走っておらず、結果、電車と徒歩で行ってギリギリ間に合った。

 何も考えずに入ったら新婦側だったようで、後ろの席から期待に満ちた友人の背中と父と歩く新婦が見えた。なんというか、人間とか存在とか時間とか永遠とか、そんんなことを思った。新郎とは大学生以来の友人であり(アレ、いまだにワイ学生なんやが…??錯乱??)中々に感慨深い。ぜひ末永く幸せに爆発してほしい。

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 式は無事に終わり、今度は披露宴。久しぶりにキャビアを食べた。結婚式というものに需要があるのかないのか、いつも考えてしまうが、それでも毎回、披露宴に出る度にスタッフの手際の良さに感動する。サーバントシップとでも言おうか、そういう矜持を感じて心地よい。

 披露宴後は今回の結婚式のために北米より帰国した友人のホテルにて、しばし休憩し、二次会会場である新宿の住友ビル50階らへんへ。東京の夜景が見えるバーを貸切である。僕は約一分の出番。そもそもギター等を弾く環境ではないようで、なんとも不安だったが、やり切るしかない。ということで、始まってしまえば無事に終わるもので、無事に終わった。

 以前、地元の友人の結婚式でバンドがしたいと言われ、同じく十年以上触っていないドラムを練習して二次会で披露したことがあった。ギターであれ、ドラムであれ、僕にとって何にもならなかったあの無駄な労力が、友人の結婚式二次会に花を添えるという小さな成就を見たのであるならば、まあ良かったのではないか、と思う。つくづく恣意的に人生を切り貼りして物語化することの了見の狭さのようなことを、またはそれを超えて意外にも何かが何かにつながっていくことを、自分のことながら感じた。

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 二次会では、桃色クローバーZやAKBを新婦も交えて披露して、盛会のうちにお開きとなった。体育会のノリであると思うが、祝い事である。新郎新婦、また準備した人々が楽しい時間になったようで約一分の伴奏者であった僕としても嬉しい限りである。

 写真撮影も頼まれていたが、ひたすら食い、10時過ぎに友人でもあり上司でもある編集自宅へ到着。東京の北端部、閑静な住宅街。福島県出身で都内に持家を購入したという友人宅は快適であった。彼の子供たちが迎えてくれたので、参加記念でもらった小さなお菓子などは、そのまま子供たちに渡した。

 あと明日誕生日の人に、ちょっとしたものを贈ったら喜んでもらえたようで何よりである(・∀・)

寝る準備をして、友人と近況を話して夜1時半に就寝。疲れた。

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