どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:土曜日、高札、雨の痕

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7月18日 土曜日 曇り

 午前中、ハムエッグ・トーストを自作。台風は過ぎたらしく、曇り。火曜日までに提出のものをリストアップ。実際は29日でも良いが、早く終わらせたい。午前中、友人のゲーム実況を見る。東京で会えるかもしれない。

 台風の余波で関西一円の電車インフラはダウン。えらいこっちゃ。だらだらとネットをみる。プロ転職erが、辞めて次にいくためになぜか南の島にいったらしい。羨ま死刑。他人様のブログを見ながら、ブログ更新。発表準備、提出物などやらねばならぬことも多いが、どうにも乗らないので外出。チベット仏教博士と三条スタバにて面会。

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 昨日の鴨川の増水は危険な段階に達していたらしいが、いまだ濁流が流れていた。地下座席からみると、よくこの窓が割れなかったなと思う。できれば濁流観覧みたいになっているときに、ここに来てみたいものだが、雨に濡れてみるほどの価値があるのか否か問題。いつも思うが雨が降り水がたまったとして、その水が透明度が高くて安全なものであるならば、ちょっとプールみたいでいいなと妄想がたくましくなる。東京幻想さん的セカイ。

東京幻想 ART BOOK

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  話しながら一つ、嬉しい報告をきいた。チベット博士が職を得たのだ。文系廃止待ったなしの現状の中、決して最高の形ではないけれど、友人が一つの形を得ることが嬉しい。著書も世に問われるようだし、また僕の勝手な思いではあるが、感性とか姿勢がおもしろい人ので、そういう意味では、彼が就く仕事は彼にとって良いのではないか。喜びもひとしお、外に出た。土曜の夜に繁華街に出てくることなど基本的にないので人の多さに驚く。そして、増水・濁流によって流された橋梁などをみて水圧の凄さに驚く。直すのに金かかるんだろうなぁ。珈琲ではちょっと腹もへるのでラーメンを食べた。

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 以前カメラを持っていなかったので、先斗町を歩いてみる。が観光客も多くて、別段良い雰囲気だとも思えなかった。ただYAKITORIと書かれた赤提灯に京都らしさを感じる。パリ、ロンドン、NYなどのコピーになりかねない東京がTOKYOとなり、さらなるコピーを東南アジアで産み出していく再帰性または催奇性。歴史と思想を少し舌先で刑事のようにペロっと舐めている身としては、コピーは劣化でなく抽象化と純化なのだと思う。

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 一通りあるき河川敷を見ると雨の痕、水の後、もう少し北上すればカナートがある。帰ろうと歩きだして今日まで知らなかった高札場へ。ここだと知らなかった。さすが京都。数百年単位のものがスタバのようなファーストフードの前にあるのだ。こういう堆積した都市の古層が、不意に顔を出すあたりが、京都に限らず古い街の良さであり難しさなのかもしれない。

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 帰宅後、以前の級友から連絡あり。彼が思う僕の輪郭は、すでに過去であり影となっている。厳密に理解なり解釈を共有する土台が既になくなって久しいのだが、改めて信念の押し付けのようなものに出会うと面食らってしまう。なんというか、鴨川の納涼床に引っ掛かっている倒木のような気分だ。いい気分で会って帰ってきたのに、微妙な気分になってしまった...(´・ω・`)