どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:学会出席、マリみて、坊主バー

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7月31日 金曜日 晴れ、青い満月

 朝、水シャワーをいただいて出発。バスに乗ると、コミケ88の広告としてエリア88を発見。漫画も好きだったけれど、スーファミのゲームが大好きだった。またやりたい。ちなみに、昔、この漫画を読んで父親に外人部隊に入りたいといって、もうそんなものは存在しない、と返答されたことがある。父親としては、本気で心配したのだろう。うちの父親は地味に心配性である。以前、やることないし、青年海外協力隊でアフリカにでも行こうと思ったら、当時の外務省アフリカ審議官が親の友人とか何かで連絡して止めるといわれたことがある。有難いことだと思う。

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 ということで、上司でもあり友人でもある編集と別れて、僕は学会出席。都内のそれなりに名前と由緒ある私立大が会場である。セブンで朝食と昼食を買って歩いてみたが、ちょっと暑かった。途中、時間短縮のために荷物をもって歩きながら食べるのは無理と判断し、きれいなマンションの木陰に立っていたら謎の男が近づいてきた。どうやら、客か何かと間違えたマンションの常駐管理人か何からしい。しかし、大きな家ばかりである。

 到着後、都内私立大学の金回りの良さに驚く。だって、廊下がフカフカしてる。僕は、高校、大学と私立だったけれど、どちらもぼろかった。特に、高校のほうは創立百年を超えた木造校舎であり、いつもどっか壊れていたし、大学も今ではきれいになったり産学連携に成功して名前も挙がったようだが、僕が通っていた当時は、古い病院のような建物と教室ばかりだった。そして今の所属先も建物としては統一感もないしキレイでもない。なので、東京都内の私立大学の整備された環境には次元の違いすら感じた。

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 この学会そのものへは初参加であるので、外様らしく静かに座って話をきいた。学会後、今度は上野恩賜公園の博物館でキリシタンの展示をやっていると聞いたので友人と待ち合わせて見学。観音像をマリアに見立てたマリア観音、踏み絵になったマリア像など非常に興味深いものだった。約400前に対抗宗教改革の末に到来したカトリック・キリスト教の足跡と残香がオレンジ色の光とガラスの向こう側に横たわっていた。

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 約二時間の観覧のあと、飯田橋にて宝石商の友人、編集者二人を加えて夕食。本当は取材に協力してくれたアニメ作監を招いてご馳走するはずだったが、忙しいらしく欠席の連絡があった。残念であるが、またの機会に。

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 食後、皆の提案で坊主バーへ。愛欲地獄という深紅のドリンクを友人たちが頼んでいたが、その味は辛苦、行方はsinkなのかもしれぬ。隣の席の英語話者がうるさかったが、やたらと発音のよい英語と中身のない会話に辟易。目の見えないお坊さんの法話などもあり、夜は更けてお開き。なぜ僧侶になったのか、という問いに対して「縁」としか言いようがないとスティービー・ワンダーに似た坊さんは話した。キリスト教などでいえば、神からの「召命」というやつかもしれない。帰り道、大きな月が東京の夜を照らしていた`あとでブルームーンという満月であることを知った。

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