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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:出発、三宮、日本橋、京都

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8月26日 水曜日 雨の仙台、快晴の関西

 雨の中、空港を目指す。線香花火の美しさと儚さが夏の終わりを告げていたが、僕の街はまだ残暑厳しいはずで、あと一カ月は夏が続くだろう。様々に新しいことを知れた東北滞在だった。

 ちょうど良い時間に空港に到着し、最後にずんだシェイクを飲んだ。ずんだサイダーはやばいが、これは好きかな。機内に傘の持ち込みが可能かどうか迷ったが、どうやら大丈夫らしい。コンビニで600円もした傘で今朝しか使っていないので、ちょっと捨てるにはもったいないと思っていた。

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 スカイマークは仙台=神戸線を廃止することにした。庶民の足としては素晴らしいが、致し方ないのだろう。確かに人ではなくて空気を運んだところで採算が合うわけではない。ただ飛行機は自分の列に自分しか人が座っていないのが、本当に快適だと思う。もっとも人ならざるモノが座っているのは、それはそれで興味深いし楽しい気もするが。

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 特にアメリカから日本に帰る飛行機などで一列空いているところがあると横になって眠れるし、地味に有難い。日本人の常識的な感覚だと引くのだが、僕も当時は今より少しだけ若く、そして三年ほどアメリカに住んだ後だったので何も思わなかった。もっともエコノミーでないところに乗れば良いだけなのだが、学生にはそんな金はないわけで。

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 搭乗が始まり、窓の外には濡れた機体が見える。仙台空港は霧が出るので、たまに遅れるが、まあ許容範囲。鉄鳥は待ちかねたかのごとく、ドタバタがたごと、足音を派手に鳴らし、喉を啼らすように滑走路をごろごろといわせて飛び立つ。眼下に海岸線が広がり、街々が小さくなり、もくもくとした灰白色の島が翼にからみついた。

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 しばらく飛ぶと海の上は空の青となっている。古代ユダヤ人が旧約聖書の創世記において神のことばに仮託して「大空の上の水」として表現した蒼が広がっている。スカイマークに乗ると、ついつい頼んでしまうのだが、今回も100円珈琲をお願いした。雲海の上の夏の色が冷たい珈琲にあっている。

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 途中、運がよければ富士山が見えるはずだが、どこにあるのか分からなかった。しかし、航行中の後半は晴れていたので窓下には神のミニチュアとなった街々が見える。飛行機に乗ることの幸いは、こういう景色を見ることにあると思う。

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 おそらく、瀬戸内海手前の上空まで来たのだろう。機体は旋回して、右手に淡路島がみえ、左手には神戸の市街地がみえた。帽子をかぶっている人を見て、自分が帽子を忘れたことに気付く。その瞬間、水平線と三半規管が大きく斜めになり、鉄鳥は翼に息をためて着陸態勢に。遠く大阪梅田の高層ビル群に手を振るように羽を回して、約一時間半ぶりに地に足をつけた。

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 昼食は、友人准教授と。理研の利権など無駄なことを考えてしまう程度にゲスい気持ちでオボカッターと今は亡き笹井教授のセンター横を通り過ぎた。当時、マスコミが凄かったらしい。関西全域、台風一過で今日はよく晴れている。再び夏に戻ってきたのだ。

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 午後、今度は転職した元同居人社会人氏と友人がはじめたメイドカフェにて会い近況報告。久しぶりの阪急である。この色の車体をみた途端、モードが切り替わるというか見慣れた自分の生活圏にいることを実感する。

 無事に友人に会い、買おうと思っていた同人誌も手に入れて外に出てみると、ポンバシとなんばの雑踏が僕を迎えて、その昭和色な灯りたちが自分の街にいることを思い出させた。

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 夜10時過ぎ、おけいはん公募の中吊りをぼうっと眺めながら京都にて帰宅。深夜、海外在住の友人たちと話す必要がありスカイプ。さすがに疲れた。

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