10月7日 水曜日 晴れ
ツイッターで本棚の10冊で自分を表現するというものがあると知り、授業前に列挙だけしてみた。以下、文末に記す。エポックなものではなく、実存的に意味深いものを挙げてみた。が、結局、時系列で列挙すると思春期以降の自分史的にはなると思う。ただ、ここに書いて共有可能なものなので、僕の専門分野に関する本は特に入っていない。というか10冊は時々に変わる気がする。
午後一で授業。後期クラスの主題は近代とは何か問題。色々に考えさせられる。とりあえず指示された論文を読まなくてはならない。と思っていたら、上司より僕の記事にクレームが本人からついたとの連絡あり。修正する?と聞かれたので、お詫びして訂正お願いしますと云っておいた。
個人的にバイトとしてやっているので、自分の記事が間違っているか否かというのにはあまり興味ない。本人の意図を僕が読み違えたということだろうが、発言の文脈上、僕のした勘違いはあり得る。が、バイトなので、直せと言われたら修正して終了である。
帰宅後、明日は予定授業がまだ学期前半ということで休講なので金曜午前中まで休みである。なので、溜めていた今期アニメをぼちぼちみた。終物語、緋弾のアリアAAなどを見たあと、続きが気になったのでギアス劇場版亡国のアキトを見て就寝。毎日学校へ行くせいか、アニメを大量に見たくなる昨今。アニメの秋。
1. B.B.フィッシュ
とにかく絵が好きだった。僕の沖縄好きの起点。画集も持っていた。これに合わせて、日本船舶振興会が提供していた「ときめきマリン」があったと言える。
2. マスターキートン
ご存知マスターキートン。BBフィッシュで沖縄と南国の海、キートンで考古学者を知って海洋考古学者になろうと思っていた。17歳の夏までの話。
3. ナルニア国物語 C.S.ルイス
アスランとその仲間たち。CSルイス「キリスト教の精髄」も含めたルイス全般の翻訳に関しては、大変示唆を受けた。泥足にがえもん最高です。
4. 指輪物語 J.R.R.トールキン
僕の悶々とした一浪二留生活の後半部分が、そのまま指輪戦争だった。約一万年にいたる物語の後半部。 映画も何度もみた。
5. この国のかたち
在米時、アメリカ人の友人と読書会をやった。というか、三巻は全部講義した。この本がキッカケになり父を尊敬するようになる。
6. 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
西尾維新の物語シリーズと同位ではあるが、俺妹を。桐乃が留学する場面を読みながら、僕は留学先にて機上の人であり、ちょうど眼下にロッキー山脈が広がっていた。遭難し、漂流した先で出会った遠く離れた文明の遺物として、2009年以降の深夜アニメは僕をとらえた。
7. マリア様がみてる
アニメに始まり全巻読破。同人もひたすら集めている。いいから読んでほしい。
8. 星が透けてみえる大きな身体
中学生の国語教科書に入っていた文章。僕の南国好きに一役買っている。マシアス・ギリの失脚も良い。つか、どれも結構好きだなぁ。個人的には一度インタビューに同席したことがあり、これは僕にとっては幸いなことだった。
9. エレンディラ
ガルシア・マルケス。友人に勧められて読んだが、非常に良かった。例えるならば、福音書に描かれた土埃の質感のような文章。良い。