どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:深夜の雨音、分岐の熱、アリアAA

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10月27日 火曜日 深夜

 僕の体感では二週間ほど、京都には雨が降らなかった。いま久しぶりの雨音が外を流れている。ヤモリ?が網戸から腹を覗かせていたので、今日は温かったのかもしれない。ずっと晴れていると何だか病むというか追いつめられてしまう気がする。

 強弱をつけて滴る雨音が水琴窟というよりは、遠くのドラムロールのような、または油が鍋で弾けるような音を立てている。今朝、講義を聞きながら思った。世界を覆う人類の眼差しの深さみたいなものを学ぶには、本当に学ばなくてはならないのだなと。その入口が少し見えているけれど、どうなるのかは分からない。

 結局のところ、僕は田舎者でしかなく、都に出て来て本物に出会い、己を知るとか、そういう話だけな気もする。プラトン、アリストテレス、アウグスティヌス、ギリシャ教父たち、トマス・アクィナス、カント。それに日本人だから本当なら漢籍なり古文なりに造詣深くても良いはずなわけで。最低限の教養が身についていないなぁと思うしかなかった。

 同時にネットで変なのに絡まれたことを思い出した。クソコメを投げていき消えたそいつは、おそらく何度か目にした同一人物なのだと思う。ひとしきり腹を立て死ねばいいのにと思った後で、その愚痴蒙昧さに哀れさを感じた。はずだ論、べきだ論、僕もそういうものを持ってはいるが、そいつのはあまりにも単純で、ゆえに奇怪で無意味だ。ただの病気なのかもしれない。可哀そうだ。

 何か言いたいこともあったような気がするが、ただ雨音を聴いて、pcに打ち込む時間はよい。在米時より落ちつく時間の過ごし方だ。2chと静かな音楽と泡沫の駄文。雨音がぽつぽつと夜を祝っている。

10月28日 水曜日 晴れ

  午前中、ゆっくり過ごす。午後から授業。17世紀という近代と中世の分岐点の諸要因について。個人的には五王国派というオモシロ集団が好みである。バビロニア、ペルシャ、ギリシャ、ローマに続く第五王国を今こそブリテンに!オールハイルブリタニア!という香ばしい人々だったわけだが、中々やばくて、あぁ~^ 何にせよ、後からしか分からないが時代の分岐点にあった熱量というのは面白いものである。

 こういう過去の栄光を継承する感覚というのは、神聖ローマ帝国(ローマと関係あるとは言っていない)や主教座と皇位継承の第三のローマを自認したモスクワ、または厳密には微妙らしいけど第三帝国たらんとした過去のドイツなどにもあるが、権威の正統性というのは、結局、伝統、論理、人格の三つしかない。つまり歴史的に圧倒的に継続してきたという問答無用の厚み、または万人を説得可能な強力な論理と学識か、人々を整列さしめる清冽かつ凄烈なカリスマである。伝統、論理、人格のどれかが圧倒的であれば、なんだかんだ権威づけられるような気がする。そういう意味で、欧州の歴史というのは、やっぱりギリシャ・ローマに帰るというか、そういう形をしてるんだなと思った。

 帰宅後、資料を読み、ブログの更新と巡回。最近あまり巡回できていなかったので楽しい。その後、ボランティアでやっていたサイトの中身を整理し、必要な情報のみにした。スッキリしていい感じ。夜、おそ松さん、アリア、落第騎士の続きをみた。アリアの鳥取ネタに吹いてしまった。一期も楽しかったが、二期も続けて期待だな。ところで緋弾のアリアAAというのは、声優さんの3サイズ(ry