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にっき:サイボーグ009 vs デビルマン感想、月一時間のバイト 、請求処理

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10月30日 金曜日 曇りのち少し雨、晴れ

 昨晩、映画をみたので以下に感想を置いておく。サイボーグ009、デビルマン。両者とも、いわずと知れた超有名漫画の現代劇場版アニメ。どちらも子供のころにアニメを先にみて漫画を後で読んだ覚えがある。個人的には、そうそう、そうだよね、古典的なアニメの安心感ってこういうものだよね、と感じて非常に良かった。以下、ネタバレはない。

 まず、最近では当たり前なのかもしれないが、OPやEDが基本的にアメコミ風に出来ている。つまり、マーヴェル映画のような雰囲気。いい感じ。そして、声優も、どこか聞き覚えのある人々ばかりで嬉しい。僕がアニメにはまったのは2009年と最近なので、その頃、出始めていた人々が、すでに中堅になってきて、こういうアニメに出て来るようになっている。

 内容として面白かったのはピュンマの性格描写が、非常に知的な黒人青年として描かれていること。在米時、こういう人に会ったことがあるので、なんか思い出して良かった。それと、やはり21世紀なので、彼らもネットを使う。タブレットを使っていたのは時代だなぁと思ったが、どちらかというとSFの世界のほうが常に先を行くわけで、そういう意味でも感慨深い。時代が彼らに追いついたのである。

 その他におもしろかったのは、戦闘の場所。大規模に戦うにしても、地震計や観測衛星があるので、バレないんだろうか、とか思ってしまったw警察とか自衛隊とか来るじゃん?みたいな。僕も大人になったもんだ。

 話の内容は、非常に古典的でストイックに英雄を描くもので、その内面と葛藤や悲哀が僅かに感じられるように作られている。あぁ、古いアニメって、こういう安心感あるよねっていう。まだ最後のシーンではダンディズムを感じる場面もあり、男なアニメである。そういう意味で良いアニメだなぁと思った。

 客層は、僕と同じかそれ以上の年齢の人たちが多かった。平日レイトショーというのもあるのだろうけど、昔から好きだった人たちは、気になったんだろう。ちなみに、20代前半の友人に観に行こうと声をかけても、そのアニメ名前しか聞いたことないし、興味ないです、またの機会に、と断られてしまった。なるほど、そういう世代のギャップもあるよね。

 20世紀中頃の009たちが持っていたサイボーグとしての優位性は、21世紀現代の科学技術や水準から生れるSF的発想には届かない。最近のアニメでいうとGATEのように、幻想がリアルに勝てない。しかし、そんな中だからこそ、ヒーローたちは人間として描かれている。僕も含めた多くの人間が、実は大した内容もなくて空疎であるように、ヒーローたちの物語として提示されるものも、要約可能な、ある意味では空疎なものである。

 しかし、だからこそ初音ミク的な神話素として、人々の思いと文脈を一身に背負い、どんな時代にも普遍性を獲得し戦えるのだ。本編の構成上、この物語は当初テレビ放映を予定していたのかなと思ったが、もし彼らの戦いの続きが見られるならば、また劇場に足を運びたい。個人的には気持ちのよい満足の残る映画だった。

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 ところで、全くの余談であるが、昨日、一時間半ほど前に京都駅南側(ちなみに京都の繁華街の中心は私鉄が乗り入れていて、それは三条~四条あたりなのだが、京都駅からは離れている)に到着し、少し待ち時間があったので、迷った挙句、マクドで論文を一つ読んだ。その後、イスに座って一息ついて映画が始まる前に、あぁ、なんて幸せなんだろう、と思って、なんか泣きそうになった。加齢なのかもしれない。

 あと警備の仕事をしてる人が、同じ映画を見に来ていたようで親近感をもった。仕事の後に急いで来たのか、または見た後にいくのか。いずれにせよ、お疲れさまである。あの人の目には、ヒーローたちはどう映ったのだろうか。それと、傷物語がついに公開らしい。今度は流石にtrailer流してたから、延期はないと信じたい。さあ、どうなるか。つか、虐殺器官はどうなったんだよ…。

 以上、午前中は上掲の感想を書き、在米時の友人から連絡があったのでスカイプで難民やら近況の話をした。結局、十分に間に合ってない予習をして昼飯なしで授業へ。朝、辛子明太子でご飯を食べたので腹が減ってないし、昼に食べると授業中眠くなるので食べない方がいいことに気付いた。クラスは今日も最高の内容だった。一流の学者ってすげえなぁ。

 午後、母親からメールがあり「電話して」とのこと。面倒だなぁと思って電話したら、友人への間違いメールを送ったとのこと。なんなんすかね…(#^ω^)ビキビキ その後、TAバイトへ行くも、どうやらPINコードがないらしく、事務に問い合わせてもアウト。ということで、またしても予定が代わり、来週へと持ち越しとなった。さらに、いきなり教授に呼び出された…(白目) ついにクビか…とビビったが、今のところ痴漢冤罪に相当する記憶はない。確かに不審者ではあるが、しかし。

 で、呼び出された内容は、研究会の事務を担当し、ついでにHPも管理してほしいとのこと。年に一万円?くらいにはなるらしい。って、年に一万ってことは時給に直すと800円でも足が出るやろ…。月に一時間のバイトか、まあ、他にやる人いないんだろうし、僕の分野とも関わるし情報収集としては悪くないので拝承した。

 食堂で夕食にして、帰宅。一冊読了しようと思ったが、予定外のことが多かったので諦めて、今月の原稿料を請求。雀の涙を見たことがないから言えないが、たぶん多くはない対価を請求した。が、たぶん、このお金は今月買った本代で消えてるだろうな。帰依てるって変換、何なんだよ。

 夜、近所で安くなったミニはまち握りを買い、ノンアルを飲みながらキャベツと肉で食べた。そういえば、絵本が届いた。明日から外出するので本を読む時間がないが、二冊ほど持っていくつもりである。夜、夏目友人帳の一期が放送していた。このアニメは本当に良い。