12月1日 火曜日 曇り
朝9時過ぎに起床。ちょっと珈琲をゆっくり飲んで、ネットしながら冷凍食パンとチーズのせて焼いて食べた。授業へ。頭痛、前回の親密圏である家族問題から、ギリシャ語オイコスを起源にするエコノミー、エコロジー、エキュメニカルという問題連関の広がりについて。世界内存在は家の問題でもあるということか。再来週は特別講義で教授不在で、その週は休講とのこと。どうせなら、もう一週あとにしてくれると嬉しいんだけどなぁ。
頭痛いので栄養ドリンクを買いに売店へいくも売ってなかった。あと昼休みということもあり、随分人が多かった。昼に学内で食べるのは無謀だなぁ。午後、古典語クラス。今日はレヴィナスについて中世ユダヤ哲学者ハーヴィーが書いた著作の冒頭部分をヘブライ語で読んだ。難しすぎて頭がくらくらする。でも発見は、いわゆる外来語は当て字的に読めること。つまり当たりさえつけば母音記号なしでも発音できる。おもしろい。
TAバイト出勤管理票の印鑑を押す場所を間違えたとかで事務へ再び。間違えたのは僕が悪いが、シャチハタでは駄目だと文句を言われる。比較的珍しい名字だし、これで銀行もやってるんだけど？マジこいつら全員クビにならないかなぁ。本当に嫌だ。外国人がサインで良くて日本人は印鑑ですか。人種差別、国籍差別ですか、そうですか。
事務と関わると本当にHPを削られるが、考えても仕方ないので、帰宅。母親が僕の無線ルーターを使うというので実家へ送り、税理士になりかけの友人に僕が書いたものが載っている雑誌を送った。その後、源泉徴収やら年末調整やら、雀の涙のバイト代二つに税金がどうかかるのか分からないし、逮捕されて逆十字に架けられて火炙りとか嫌なので、バジェットを出して彼に電話して聞いた。どうやら大丈夫なようである。安心した。
ちょっと頭痛いので葛根湯のんで布団に一時間ほどもぐりこんだ。休んだ後、勉強。夜、僧侶である友人と話した。気がつけば一年が過ぎようとしている。去年の今頃の日記を読み、何がどうなるか分からないもんだなぁと思った。去年の今頃、本当に先が見えず、友人より瘴気をまとっていると言われたりしたが、何というかまあ。僕は単純なんだなと思った。とりあえず来年やることが決まっていれば、少しの安心を持てるのだ。もちろん、その先は分からないわけで、そういう意味では去年と同じなのだが、半年、一年後にぼんやりとでいいから何かをしているだろうという予測が、人に安堵をもたらす。適当なもんだと思う。
