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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:喜びの学、珈琲=Beer餃子、輸血

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12月15日 火曜日 晴れのち雨

 朝シャワー浴びながら、ふと思った。一年を振り返って一言にすると何になるだろうか。「挫折」、間髪入れず浮かび上がったことばだった。19二十歳の頃から手さぐりで学び始め、一生やっていこうと思っていた仕事や分野とその関係から身を引いた。無意味な気負いはなくなったし、そういう意味で気軽で身軽、要するにシンプルになった。だから、あぁ、挫折だったなぁと思うと同時に、いま身を寄せている人文学が、ただ知ることを喜ぶためだけの、喜びの学としてあることの幸いを思った。文学、音楽、セカイを知るための感性の涵養が、今頃になって透徹してきたのかもしれない。とはいえ、戦前の中高生程度のものだと思うが。

 昼食は院生氏とすき屋へ行き牛丼とサラダを食べて、急いで古典語クラスへ。一年の成果なのか、発音が定着してきたと教授に言われた。今までも読めたけれど、あくまで翻訳と原文を合致させる段階にあった。今回はその言語で考える可能性が開かれている。過去二回ほどこの古典語に触れてきたが、やっと馴染み分かってきた感じがあってうれしい。語学というのは続けていれば、繰り返せばバカでもなんとかなるのかもしれない。

 今では小学校とかで習うのかもしれないが、外国語学習について覚えている限りでは、英語などで分詞や不定詞という語を日本語の文法体系との比較で学んだ覚えがない。個人の傾向だとは思うが、できれば膠着語・屈折語・孤立語や語族から始めて、日本語と比較するところから教えてほしかった。そうすれば英語嫌いにならずにすんだろうに。

 授業後、先生に誘われたので珈琲=餃子とビールへ。ウェーバーテーゼで本当に一神教を理解できるのか問題について話した。いま新書を書いていらっしゃるらしく、出来上がったら、ぜひ読んで意見をくれと言われた。浅学非才の輩に何をいえるとも思わないが、おもしろいものを読むのは好きなので、恐縮ながら完成が待ち遠しい。

 帰宅しようとすると、すでに雨。朝は晴れていたのに。洗濯物を取り込めばよかったと思いながら、もう手遅れなのであきらめて、古代思想の教授論文をスキャンし研究室へ。PDFにして印刷したが一時間半も時間がかかった。しかし、これであのクラスの課題をこなせる。そういえば、研究室宛に修士に入りたいという人から電話があったが、次の試験を受けるならば、あまり時間がないのではないか。

 PDFにして印刷している間、横で先輩方が歴史研究と思想研究の相克について話していた。事実と歴史と解釈の問題連関。人文系研究者というのは、どうしても言葉の人であるので、ややこしい話になる。

 印刷を終えて帰り道に半額刺身とお寿司をかった。野望の王国の続き一冊を読み、夕食をおえた後、医学部生氏が今日受けた授業に、エホバの証人の人たちが来て輸血拒否問題の根拠と現状について話していったとのこと。最近では信者と病院の間に立って調整する団体があるんだとか。カルトも進化したんだなぁ。輸血拒否から話題は発展し安楽死・尊厳死に関する日本の最高裁判例があるときいてググったけれど、聞いた話に合致するものがなかった。どれのことだったのか気になる。にしても、野望の王国、いよいよ佳境に入った七巻である。

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