12月21日 月曜日 曇り
寒い。結露やばい。午前中、ブログ更新など雑務。年末までに終わらせたいことをリストアップ。昼食は味噌ホルモンらーめん、食った。うめえええ。午後、論文読みと読書をして一日終了。
おもに宗教学に関連するものを読んだが、宗教における「救い」ということをどう考えるのか、というのは20世紀以後の大問題である。トレルチ、バルト、ラーナー、ティリッヒと誰の行き方でも当然ながら文句は出るわけだが、ある宗教の絶対性ということを、どう担保するのかというのは、現代の世界情勢を考えるに割と重要なことばの積み重ねになるし、キリスト教などはまさにこの点において罪重ね来たのである。
とくに19世紀以降の科学主義への中途半端な対抗から出てきた見果てぬ夢としてのキリスト教の絶対性問題については、滝沢克己、八木誠一、野呂芳男らが、東アジアの文脈と西アジアの果ての中東における一神教の相克として考えるために、英語圏とドイツ語圏を経由しなくてはならなかったという何とも大変な状況である。
あと読んでいて思ったが、宗教哲学ってのは前提がないときつい。シンポジウムのまとめを読んだけど眠くなる。以下の本は気になっている。