どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:聖なるもの、祝日、読書

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12月23日 祝日・水曜日 晴れ

 朝、人間のことばにも神性が備わっているように思った。シャワーを浴びながらオットーのいう「聖なるもの」的戦慄と魅惑が、人語にもあるなと。そういう意味でも、人間のことばは、その言葉で何かを支えるという点で神の似像的であるかもしれない。

 洗濯したが、出発前になってしまい手順の悪さを思った。知人の経営する喫茶店へ向かったが、年内で店を閉めるんだとか。一年待たずだが、もともと彼が願っていた仕事の合間にとやろうとしていたわけで、そういう意味では願いがかなって、いよいよ本業に向かうということらしい。何よりである。自然食?的ピザと珈琲とかぼちゃスープを頂いた。相変わらず美味い。商店街をあるき珈琲屋へ。

 3.11を忘れないと書いた紙コップで珈琲を飲んだ。一般向けの宗教学の本を読んでいるが博覧強記とはまさしくという筆致。シリア宗教が示す一つの可能性、世界的に散見される三位一体論的思考など、興味深い。読んでよかったと思える本の一つである。

 夜、人が引っ越しを経験することの意味について考えた。僕は大学までは地元を離れることがなかった。引越の多い職業は、日本だと大企業の社員やサーカス団員、寺社の宮大工などだろうか。人間は、わりに土地に根付いたものであるというのは古今東西から考えてさもありなん話である。人は塵から生まれ塵に帰るのだ。

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