どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:ザビエル、日本橋ストフェス2016、robin

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3月20日 日曜日 快晴

 朝、迷ったがあまりに天気が良いので夕拝に出ることにして日本橋ストリートフェスタへ向かった。出かけに隣に越してきた住人とその友人らしき一団が駐車場内に入ってきて騒がしかったので、ちょっと腹が立ったが、詩編139を読み、なんというか怒りを忘れた。古代の詩人はおもしろい。電車の友は講談社学術文庫「ザビエルが見た日本」、ザビエルの日記と同時に著者による解説が非常にスリリング。現在、世界最大にして最強の宗教団体であるイエズス会の面目躍如である。

 世界宗教の包摂主義というのは本当に凄い。同時に、ザビエルが日本に来た日が8月15日であることを思い出し、ふと考えた。聖母被昇天の祝日に、ヘルート・フローテの生活協同兄弟団、デボチオ・モデルナのトマスアケンピス、その薫陶の結果としての宗教改革と対抗宗教改革の余波としてイエズス会によるキリスト教日本伝来があった。その約400年後、日本は焼け野原であることを認め、さらに70余年が過ぎていこうとしている。加えていうならば、僕の洗礼記念日は8月15日である。物思いにふけるには良い機会かもしれない。

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 駅に到着し歩いて堺筋方面を目指す。人が多いことは想定していたが、本当に多かった。予想通りの人津波。特に歩行者に開放された堺筋は満員電車の中を押されながら歩く感じである。参加者の三割くらいがコスプレしている感じで、みな思い思いのキャラや格好をしている。僕も、ただの中年おっさんのコスプレをして参加した。

 男女問わず若くて美形なモデルのような人が露出度高めの格好をしていれば人気が出るのは当然であろうが、いわゆる普通の人が楽しめることが重要だと思う。その意味では、ポンバシ路祭においては、文字通り普通の人々が思い思いの格好で楽しんで参加していることが素晴らしいと思った。ただ見るだけでなく撮影する人々もいるわけだが、撮影者もまたほとんど機械化歩兵のような格好の人もいたので、なんというかおもしろい空間である。初参加だし、ざっと一周できて大満足。笑顔の祭典というのがふさわしい時間と場所だった。運営・参加者・スタッフ他、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。また来年も行きたいです(・∀・)

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 暗くなる前に帰ろうと思っていたが、転職した友人が近所に住んでいることを思いだして連絡してみると、梅田で兄弟と会っているとのこと。お兄さんは構わないとのことで、ついでなので会ってきた。聞くところによると、なんと兄弟そろって今同じ会社に転職したとのこと。それだけでもおもしろいのだが、お兄さん、なんとガルパンおっさんだった(大歓喜)当然、様々に話し楽しい時間を過ごして帰宅。オタクは共通言語さえ見つかれば一瞬で友人となれることの証左である。

 夕方6時半には出発しなくてはならないので名残惜しさの中、電車で帰宅。今日は棕櫚の日である。夕拝は、信徒さんの信仰感話のちマタイ福音書27章45-56節より、十字架の話。とくにムネアカドリがなぜ赤いのかという有名な童話を牧師が引用して話し、十字架上で神を見失ったイエスのゆえに新しい時代が始まったという内容を聞いた。

 イエズス会のザビエルと彼がみた日本人、そして大阪日本橋にて笑顔の祭典に参加し、大学時代の友人に会い、知人たちの風のたよりを聞いた。夕拝では、ムネアカドリの話を聞き、大学時代に同名のバンドをやっていたことを思い出した。総じて、楽しい一日だったと同時に、突如として今と過去が錯綜するエモい日だった。

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