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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき: 。..._(-ω-`_)⌒)_ 

5月26日 木曜日 くもり

 続けて体調不良。誰がため、をタガタメと読むような気がするが、タガメ(水生昆虫)でいい気がする。陸ガメ飼ってみたい。最近やたらと以前の専門に関する入門書の広告が僕のブラウザに現れる。理由は不明。検索した覚えもない。ほぼ寝込んでいたせいもあり、いまだ目が冴えている。なので、暇つぶしもあり書いておく。

 おそらく15年も前か、当該本が翻訳されてすぐの頃、某公立図書館で出会った。阿呆学部にいた僕は、あぁ自分が学びたい世界がここにある、と心震える喜びをこの書物の序文に感じた。

 その後、ほどなくして、著者が東京にて来日講演する(実際には千葉の辺境だった)と聞いた。英語も何もできず、ほとんど思春期の高校生と変わらぬ僕は、休憩中の彼の部屋に無理やり訪ねて、英語の出来る北大の先輩を挟んで、当時、考え得る最高に難しい質問をした。すると著者は「その質問に答えるには、一コマ授業しなくてはならないね」と笑顔で言い「この本を読みなさい」と僕に勧めた。しかし読む実力もなかった僕はそのままにして、いつだったか忘れたが何年も経てから購入した。本棚のどこかにある。でも未だ読んでいない。今なら同じ土俵に上がることくらいは出来るだろう、たぶん。

 結局、僕は自分の問いに自分で答えるような形で初海外で初留学という無謀をかまし見事に撃沈した。いま思えば、すべて黒歴史である。なくて良かったことだ。

 ナガタメの学問か。何がため、汝がため、名がため。候補はいろいろあるが、どうでもよい。図書館であの本に出会った日から自分なりに満足する程度にはその分野を味わった。そして、その外枠または隣接分野、または双子である分野に身を移してみたが、これも、もうすぐ終わるだろう。

 一般に人文学などを実学に対して虚学という言い方があるが、そうとも言えるし、そうとも言えない。これもまたどうでも良い。個人的には、オカルトや恐竜、妖怪好きな少年が田舎の素朴なキリスト教信仰に出会い、大学で都会に出てきて、米国的な在り方、欧州の歴史的正統主義を経て、日本的な学知の可能性をさわりながら、今ぼんやりとシュメール語から人類史に接続できたのだから、まあ良かったのではないかと思う。端的に、旅行に出て道に迷った少年は人間になり大人になり、オッサンになった。

 あとは低空飛行からの軟着陸。降りる飛行場を決めるだけである。正直に学問よりも今期のくまみこの方がおもしろいし、来期以降に僕を待つアニメたちのほうが、たぶんおもしろい。こうやって世界を言祝ぐこともまた、あっていいんじゃないかと思っている。