どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:外泊準備、町内会費、怪談イベントみた

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8月12日 金曜日 晴れ

 今晩深夜に開催される怪談イベントをたまたま招待枠で観れることになったので、行くことにした。夕方まで資料整理ほか雑務。夕食は大阪にて。御屋敷にご帰宅したが、メイドさんたちは浴衣姿である。終電がない時間にイベントが終わるので、一応ホテルをとった。ポイントやら何やらで五千円かからず僥倖。

 なのでイベント開始時間まで、部屋で不動産に詳しい友人に頼み話を聞いた。不動産屋営業氏、今度は重要事項説明書を送ってきたのは良いのだが、町内会費用は実費と書いてある。いや、最初に聞いた初期費用からどんどん値上がりしてるんですが...(白目) 不動産屋が適当なのは仕方ないけれど、コミュニケーションの度に値上がりすると、かなり怪しくなってしまう。それとも京都の賃貸契約交渉というのは、こういうものなのか...。不安。

 夜、怪談イベント。竹内義和さん、さすが怪談グランプリの優勝者というだけあって、本当に怖い話だった。あと語りの技術に圧倒された。プロすげえ。機会があれば読者諸賢も参加されてみると良いと思う。初めてこういうイベントに参加したが、おもしろい時間だった。また行ってみたい。

 幽霊といえば、僕が通う大学で、去年、幽霊話が出た。何やら仏像をもった男が現れるとか。なんで仏像やねんと思わずツッコミたくなるが、ささっとgoogle先生にきいてみると元ネタになる事件が判明。昭和26年、1951年4月、某大でのことである。「無職(30)が母親(55)の頭部を仏像で殴って殺害、竹棒5本で脳をえぐり出し、全裸にして縄で縛って引きずっているところを逮捕された」とのこと。「就職先ができたと偽って連れてきて安楽死させた。一切の秘密は母の肉体に秘められている。母は若返り法を実行していた。凶行場所は高度の医学的集団の連中も手を出せない場所だから選んだ。脳は彼らで作れないから取り出す必要を感じた」などと自供したらしい。なんだよ、こええな...(・∀・;)おそらく、この話をどこかで聞いた学生が噂を流したのであろうが、普通に人間が怖い話だった。何が怖いって、やっぱり人間が怖い。

 あと友人作家より聞いた話だが、以下の話は割と好き。怖い話ではないかもしれないが、おおー、と思った。四国になぜ狸が多く、狐がいないのか。弘法大師が四国で修行していた際、領主の奥方が急に2人になった。どちらが本物か分からないところ、空海が現れて解決。狐に化かされていたことを見破り、その狐を殺そうとしたところ、仲間の狐三千匹が命乞いに現れた。狐の命を助けることと引き換えに四国から狐を追放し、その際「鉄の橋がかかるまで」狐は四国に戻ってはならないとした。そして、幾星霜が過ぎ、1988年、総工費1兆円超の瀬戸大橋が開通。噂では最近狐が四国でも増えてるんだとか。空海伝説であるが元の話は1334年「俚諺集」だとか。となると、空海SUGEEE弘法大師TUEEEということで、話の伝播過程で混ざったということになる。そういえば、アニメ化物語の劇場版もうすぐである。まさしく噂は噂、都市伝説、街談巷説、道聴塗説、話半分である。

 イベントも終わり友人たちと話し込んだあと外に出たら朝五時を回っていた。人気のないオタロードを抜けて5時半前、耳栓をしてホテルで寝転んだ。