どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:サークル、見舞い、串揚げ

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9月10日 土曜日 曇りのち晴れ

 一日寝ていたいが言い出しっぺのサークル活動のため大阪へ。電車で座る場所によって直射日光が当たるか否かが決まるわけで、今回は前回の失敗をもとに無事に日陰側に座った。行きしな、手持ちのトレルチ本を再度読み直す。キリスト教の絶対性の揺らぐ時代に、すなわち近代科学と宗教という問題設定は、欧州というギリシャ・ローマを継承する巨大な文明圏の中で「規範と歴史」という問いに収斂した。「近代」というのは、僕が直面している悩みなのだが、とりあえず日本語で読めるものは読もうと思った。

 読んでいればすぐにつくもので会場である御屋敷に到着。メイドさんたちも慣れてきたもので、あぁ、この人かという感じで開館前に入れてもらい座って待った。30分ほどして、リピーターの方が参加してくださり、僕を入れて合計5名で楽しく話した。嬉しかったのは夫婦で来てくださったことである。楽しい時間を過ごせた。ただ雑談会ばかりでもアレなので、次回以降は15分くらいの何か短い発表の時間をもっても良いかもしれない。本、アニメ、漫画の紹介など。何がいいだろうか。

 3時前、地下鉄から新大阪へ乗り継いで新幹線に。祖父の見舞いへと向かった。大正15年・1926年生まれの祖父は90を超えている。できれば家に戻して畳の上で眠るように逝ってほしいが、しばらくは病院だろう。薬のせいもあり眠いのか、または水を飲めないので声が出ないからか、何を言っているか分からなかった。ただ「背中が痛い」ということだけ理解できて、それを看護師に伝えると「分かるんですか?」と驚いていた。

 様々な思いが去来し、これが最後かもと思い、祖父のいびきを背中に病室を出た。疲れていたので新幹線は往復ともに寝てしまったが、学割のおかげでタクシー代が浮いて良かった。新大阪では仕事と私用で東京から来ている准教授の友人と面会。串揚げを食べ近況報告。今後を考えつつ、彼との会話に励まされるところ多い。

 9時頃、新大阪を出て京都へ戻った。補助席に座れたのは幸い。目の前で話していた女の子4人と男の子一人の高校生の組み合わせは珍しいと思ったが、漏れ聞く会話によると大学生だった。すまん、おっさん、高1くらいかと思ったわ。どうやら田舎から出てきた子たちのようである。疲れた一日だった。

ルネサンスと宗教改革 (岩波文庫)

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