どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:憂鬱、時代祭り、生きているお寺

10月22日 土曜日 晴れのち曇り

 午前中、学術NPOの集まりに参加。博論執筆中の方が博士持ちの人にアドバイスを受けているのを横で聞いていたがおもしろかった。「憂鬱」がテーマらしい。でも涼宮ハルヒの憂鬱は読んでないとのこと。なんと、これは勧めなくてはならない(決意)

 帰宅後、レンチンで冷食そばめし&200円おでんを昼食として、出発。午後は、お寺でムスリム呼んでメイド喫茶するというイベントに参加する予定である。が、早めに出たのは良かったが、ひどい目にあった。忘れていたが今日は時代祭りである。時代祭りは平安神宮主宰なので、正直、歴史性も何もないと思うのだが、まさかの市内の主要幹線道路の幾つかが完全封鎖。行けると思った道が見事に封鎖されており、結局、元来た道をもどって大幅に遠回りして目的地へ。しかも観光用の祭りだから、観光バスがこれでもかと道路をふさぎ大渋滞。明らかに歩くほうが早い状態で、タクシーはキレた運転で煽ってくるし、僕はそれに対してキレ気味になるという地獄絵図。ああ、主よ、憐みたまえ。

 ということで、お寺に到着する頃にはもうクタクタだったが、無事にイベントに参加できてよかった。イベントでは、ムスリムの恋愛事情から最近フランスで出来たLGBT専用モスク、男女観のリアルからイスラム法の内実、社会的ケア、経済事情、日本で迫害されていること、またスンニ派・シーア派などの基本的前提を伺うことが出来た。かなり面白かった。

 日本人の多くがムスリムに対して持つ印象は、だいたいキレた狂信者か半ギレの学者である。大手メディアがこればかり流すからダメなのだが、非常に不幸なことだといえる。人口から考えても既に一大勢力であり経済圏であるイスラム世界の「ゆるい普通の人々」を知らずして、または彼らを色眼鏡でみてグローバルだの経済だのを声高にいうのは愚かとしか言いようがない。キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、中国、インド、英語、スペイン語、中国語、このあたりの宗教・国・言語を抑え、さらにアフリカに目を転じてこそのグローバルなはずで、欧米だけが世界ではなかろう。

 夕食はムスリムとメイドさんとでおでんを食べた。昼にも食べたが美味かった。荷物をとりにお寺に戻ると未だ明るく学生たちが色々とやっている。今度、念仏&芸術のイベント「十夜フェス」をするそうで、その準備に奔走しているようだ。なんというか、生きているお寺の良さというのがある。広めの畳敷きでは、今度デビューする住職プロデュースの「てら*ぱるむす」なる女性四人のグループがダンス練習をしていた。なんか、すげえ。そして皆さん、かわいらしい。なんというか、いい感じに狂っていてよいと思う。以上、わりに散々な一日だったが、あとは荷物乗せて帰るだけ。結果、楽しく気よく終われて良い1日だった。