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どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

年始挨拶

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 読者の皆さまへ

 いつもご覧くださり有難うございます。皆さんの過ぎし一年はどんなものだったでしょうか。

 僕の2015年を一語にて表現するならば「挫折」や「失う」といえるかも知れません。二十歳前後から一生やっていこうと思っていた仕事や分野、人間関係から離れたことは大きなことでした。また同時にバイトではありますが、匿名でなく実名で物を書き始めたことも大きなことかもしれません。世間的ステータスと環境の変化に伴い、多くの事柄に深まりを見た2015年でしたが、同時に失ったものもあり長い挫折の終わりを感じる年末年始です。

 英国の詩人ロバート・ブラウニングのもので上田敏訳「海聴音」に有名な一節があります。

Robert Browning (1812-1889)

from Pippa Passes

 The year's at the spring
 And day's at the morn;
 Morning's at seven;
 The hillside's dew-pearled;
 The lark's on the wing;
 The snail's on the thorn:
 God's in His heaven—
 All's right with the world!

 

春の朝 上田敏訳「海聴音」

 時は春
 日は朝
 朝は七時
 片岡に露みちて
 揚雲雀なのりいで
 蝸牛枝に這ひ
 神 そらに知ろしめす
 すべて世は事も無し

 皆さんの2016年が健やかで恙ないものであることを心より祈ります。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず。美しさの奥に劉廷芝の嘆きをみます。しかし、旧約聖書の一片にはこのようにあります。「わたしはあなたたちの老いる日まで/白髪になるまで、背負って行こう。わたしはあなたたちを造った。わたしが担い、背負い、救い出す。」(イザヤ書46:4)

 様々な思いや願い、喜怒哀楽を我々はまだ存在しない未来へと投擲灯影しますが、昔いまし今いまし在りて在る方いまし、世はなべてこともなし。どうか皆さんの日々がそれぞれの願うところを超えて多少なりとも良く納得できるものとなりますように。ただただ皆さんのご多幸を祈りまして、年始挨拶といたします。

 あなたに神の祝福がありますように。

timelost拝

以下、2015年を写真と一緒に振り返ってみます。

一月

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  昨年一月は、年甲斐なき分不相応な入試を前に、暗陰と煩悶の中におりました。光を失った目でひたすら勉強と格ゲーを往復していました。また誰もいないお御堂でニカイア信条を読み深い慰めを得ていました。

二月

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  二月には死刑囚のような思いで試験に臨み、天の配剤かまたは廃材か、まさかの四捨五入四十からの社会的入院となりました。沖縄本島の北端でみて以来の虹に大洪水の神話的意味を思い出したのでした。

三月

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  三月には、入院にともなう同居人との別離、また変化と共に春めく日々を過ごし、さらに高知巡礼のときを持ちました。いまに至る長い挫折の日々の出口が、トンネルの向こうにあるような思いがしました。知人ムスリムの方のご厚意でモスクの案内をしてもらえたことも幸いなことでした。

四月

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 四月には鴨川沿いの桜をみて千年の都が愛される理由を知り、カトリックと正教の復活祭にも出席しました。同時に、個人的な社会貢献として小さな勉強会を友人と構想しました。アニメ業界で必ずや監督して名を馳せるであろう友人に連れられて、アニクラを覗けたのは幸いなことでした。

五月

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 五月は友人の結婚式などで東京、仙台へと足を運び、また遠方よりの友を大阪深部に案内しました。ただのネット仲間が作家として鮮烈なデビューを飾るのを目の当たりに出来たことは幸いなことでした。またマスコミ業界での働く人々の背中に学び物思うことの多いときでもありました。

六月

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  六月、地元に残る唯一の友人であり幼馴染の頼みもあって、沖縄へと行きました。約一年ぶりの沖縄でした。一区切りつき、自分なりの沖縄との距離感が見えてきたように思います。さらに一時帰国中のフィリピンの友人と十数年前のバイト先で会えたことは幸いでした。

七月

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  七月は初の発表ということで割に気合を入れた内容を作成しました。また大雨による鴨川河川敷の欠損を見ました。バイトで書いている記事において匿名をやめることを決め、高校生の頃から一生やっていくと思っていた仕事や分野、人間関係から名実ともに離れました。

八月

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 葉月は、仙台にて七夕観光をしました。またキリスト教徒になって18年目を数えました。さらに仙台から鶴岡へと足をのばし黒い聖母像を見学できたのは忘れ得ぬ収穫でした。

九月

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 長月。米国在住の作家・翻訳家の来日に伴い、その歓待に同行しました。お会いするのは二回目ながら、数年来の付き合いであり、幸いな時間でした。またテレビ収録後の友人と僅かな時間を縫って会えたのも良いことでした。また舟屋で有名な与謝野郡伊根町へと夜釣りに向かい猪熊兎鹿々鼬猫狸を見たのも新鮮な体験でした。さらにネット仲間と焼肉にいったのも良い思い出です。

十月

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 10月、後期授業が開始。前期の反省より授業数を減らすも突然の変更などで週5日登校となりました。さらにTAバイト等も始まりました。とにかくこなすので精一杯でしたが、その合間に友人の経営する喫茶店での企画を見にいったり、奈良県へと取材に行ったりしました。

十一月

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 11月は後期発表準備、さらに二つのイベント準備に追われました。一つは3月に構想し、6月より開始した勉強会を講演会として大々的に行うものであり、もう一つは会場を貸し切り行ったものでした。どちらも関係者各位の様々な助力あって予想以上の盛況となりました。学校関連では古典語の習熟を実感でき、また古代思想の授業は非常に素晴らしいものなので、それなりに満足ある内容となりました。加えて要人の関西案内を出来たことは幸いでした。

十二月

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 そして先月。後期発表を無事に終え、メメントモリ的滅入り苦しみます期間も終えました。2014年とは違って暖冬の2015年師走でした。振り返れば年始には思いもつかなかったことばかりで、驚くとともにちょっと疲れたなぁというのが正直な年末でした。

トピック「年末年始の風景」について