どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:ミクorザクの日、排耶書、ライスコロッケ

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3月9日 木曜日 曇り時々晴れ

 午前中、友人のお坊さんに勧められて買った漫画が届いた。映画「沈黙」をみてキリシタン文学に興味出てきたという話をしたら、諸星大二郎「生命の木」を推薦頂いたのだ。さっそく読み始めたら、長崎カクレキリシタンに伝わる異伝「天地始之事」が出てきたので、本棚の奥から「排耶書」引っぱり出して原文読むことにした。「闇の聖書」も注文したしアガってる。しかし諸星大二郎って人のマンガ、影鰐的な世界観でめちゃくちゃ好みである。というか、こちらのほうが先なのだろうけれど。

 先週も木曜日を気晴らしにつかったせいか、一週間後である今日も気晴らしをしたい気分。明日明後日のことを考えるとやることは山積みなのだが、いたしかたない。どうしようか迷っていたらラノベ作家の友人が付き合ってくれるというので、電車に乗って大阪へ出た。

 御屋敷では、本日フェミニンの日ということで、メイドさんたちの衣装がそういう趣向となっている。「女性的」というのは非常に難しい問題であり、目上の友人である中東住まいの文献学者が「女とは概念である」と云われていたことを思いだした。それぞれの考える「フェミニン」が具体化するとこうなるのかと思って興味深かった。

 諸星大二郎が宮崎パヤオに影響を与えたとか文学とは何か問題みたいな楽しい話をした。4月から研究とバイトに明け暮れねばならないが、一週間の予定をきちんと立ててそれを遂行貫徹突貫せねばならない。そんなことを話しながら、界隈を少し歩いて、超絶久しぶりにカプリチョーザに座った。大学生時分、キリスト教のサークルがあり、その集まりのあと、よく皆で行った。あの頃と同じくライスコロッケも売っていたが、カルツォーネはもうなかった。まだ二十歳かそこそこだったわけだが、当時の梅田界隈にはヨドバシカメラが建設を始めたばかりであり、グランフロントなどは影も形もなかった。ふとそんな過去の影を思い出した。

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