どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:面会&面会&面会

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4月3日 月曜日 晴れのち雨

 ホテルが近所の喫茶店と提携しているらしく、朝食は喫茶店のモーニング。もう七十は過ぎていようかとお見受けする老女マスターが、スーツと蝶ネクタイをビシッとキメて接客。おいしい珈琲とトーストだった。宿泊先のビジホも古くはあったが非常に良かった。過剰でなく必要なものを提供してくれる心地よさは有り難い。隣の駅だったが、思った以上に早く到着し、仕事の準備。午前中は前々から名前だけは存じ上げている国内屈指の学者と面会である。すでに退職されて久しいが、翻訳にも著作にもご健在であられる。快活に笑い、現状を喝破される舌鋒は可笑しくも鋭く、エラスムスとルターの話など、興味深い話をたくさん聞いた。良い記事を書きたい。

 昼食は大戸屋にて。関西にも大戸屋はあるはずだし、たしか三条あたりにあったように思うが、あまり行く機会がない。東京に来ると、やたらと目につく印象である。若き才能の話を聞いて、なるほど、そりゃ史学にいくわなと納得。よい学びを修められて、大成されたい若者である。

 午後、世話になっている会社へ挨拶。一応、同じ名前のついている名刺をもっているわけだが、外部扱いで名刺を渡されまくる。アットホームという語は、たんなるブラック家族経営の言い換えに過ぎないので、そういうものを求めてはいないけれど、何とも言えないアウェー感。むむむ。

 打ち合わせを終わらせると、翻訳仕事の依頼主から発狂メールが着弾。どうやら、僕が使用した四字熟語を知らなかったらしく、誤訳だから直せとのこと。そうなんだ、いや、もう高校生でもわかる単語を知らない時点で、日本史の研究とか無理じゃないっすかね...。なんとも微妙である。

 夜、突如雷雨となった東京近辺。外にでると少し降っていた。早めに帰ろうかと思ったが、上司の強い勧めで、昔お声掛けをくださった某有名出版社の編集者と会った。お元気そうで何よりである。思わず、十字を切って柏手を打ち合掌してしまった。有り難いものである。圧倒的に学力があり過ぎて、進学した先に馴染めず辞めて本日付でIT企業で働くことを決めた元同居人数学部氏も加わり、四人で楽しく話した。

 結局、終電ひとつ前の新幹線に乗って、帰宅。帰り道、珍しいポテチをみたので買って食べたのだが、これが良くなかったのか乗り物酔いしてしまい、名古屋から京都あたりは吐きそうで辛かった。発狂依頼主のメールをとりあえず直さなくてはならないので、画面で英語をにらんでいたからかもしれない。とにかく久しぶりに吐きそうになった。こんな感じなのかと、いつも体調の悪い友人ラノベ作家を思い出した。

 最寄ターミナル駅に到着。帰洛である。急げば電車で帰れる時間なわけだが、あまりに気持ち悪く、電車を見るだけで吐きそうなので、あきらめてタクシーで帰ることにした。もったいないが仕方ない。

 川端沿いを北上しながら、七条から五条あたりでは、ちらりほらりと咲いているが、まだまだな印象。四条を超えると全然咲いていない。明日はネット仲間と花見の話があるのだが、ちょっと、これでは花見にはならんかなぁ。

 無事に帰宅。一日よく働いた。

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