どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:遍在、帰省、かばん入手

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5月24日 水曜日 雨

 前回の帰省時に会えなかった祖母との面会あわせて実家近辺へ日帰りである。起きて身支度し電車に乗って10時半、到着したら12時半くらいだった。途中、どこで降りても制服の中高生らしい集団に出会うので、今日は休みか?と思っていたら、修学旅行生だった。あと、たぶん中間考査の子どもたち。なるほど。しかし、どこへ行ってもいるので、遍在とか存在感とか、そういう言葉のリアリティを考えさせられた。地元に到着後、父の送迎で祖母と祖父を見舞って、夕方、ターミナル近辺にてパート帰りの母と会った。父は退職してしばらく経つ。最近は図書館で本を読んでいるらしい。もともと読書好きな父であるので、退屈はしないだろう。

 仕事半分の用事を済ませたのち、全国で5番目にでかいというイオンモールを散策。駅からつながる地下入口にサンマルクがあるところに地元の主張を感じた。ふつう二十歳前後で地元の道や交差点、ランドマークを覚えるものだろう。しかし、その時期に僕は既に地元から離れていたので、いまや関西の地理のほうが分かる。ドバイなど世界の先端をいく都市、それよりは遅れる東京、そして国内の主要都市に比べれば遅々たるものであろうが、それでも変化していく街。雨中、地図看板の前にたたずみ、あぁ、こういう都市が自分がいた場所なんだなと思った。

 せっかく来たので買い物をして帰ろうと、運動ついでにモール内を歩いた。売り場面積にして相当に広い分、品数も多いように思った。本を入れるせいで破れてしまうミニリュックであるが、ちょうど良い大きさのものを見つけることができた。嬉しい。

 片掛けのボディバックだと小さすぎるし、リュックだとデカい。ボディバック程度でリュックのように両掛けできるものがほしかったので、見つかって良かった。帽子もほしいと前々から思っていたが、自分の用途に合うものは麦わら帽子であると結論が出た。紙製帽子は濡れると終わるらしいし、布製帽子は暑い。何より、これらは首に日が当たるので痛い。麦わら帽子の唯一の難点はデカすぎて目立つこと、持ち運びにくいことである。が、そのあたりはまた考えるとして、とりあえず新しいカバンを入手。

 帰り道、隣に座った中学生男子が新神戸からの定期をもっていた。新幹線通学しているのだろうが、凄いな。夜、テッド・チャン「あなたの人生の物語」の最初に収められているバベルの塔の話を読了。結末は予想した通りになったが、なかなか楽しい。何よりもシュメール語に関する基本的な知識がある人が書いた内容だと思った。

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