どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:もとのもくあみ、琉球怪談、本買った

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8月5日 土曜日 曇り

 せっかく沖縄滞在で一般人的な健康生活になったにも関わらず、元の木阿弥、日々の行い、因果応報、遅寝遅起となった。無念である。友人作家が出てきているというので大阪まで会いにいった。

 行きしな、小原猛『琉球怪談』を読了。沖縄の夏の夜に花咲くサガリバナの話、また死者が間際に大きな蝶になって挨拶に来るという話の余韻が好きである。あまりに良かったので検索すると、どうやら怪談を書いている人らしく新作が出たばかりとのこと。おお。出版社はボーダーインク。沖縄原産の本を多く出しているおもしろい会社である。中学生の僕を沖縄に導いた作家・池澤夏樹が、沖縄について再び書いた『沖縄への短い帰還』もこの会社が出している。

『沖縄への短い帰還』 | 有限会社 ボーダーインク

 行きつけの喫茶店にて友人となんだかんだと話して四川ナンチャララーメンを食べた。美味しい。なぜか奢ってくれた。申し訳ない。台風が来ているとのニュースの通り、雲行きが怪しくなっている。

 途中、本屋に立ち寄り、和辻の本を買うか迷ったがまたにして小原さんの『キリキザワイの怪』を購入。楽しみ。あと『ナチスと隕石仏像』なるファンキーな新書も名前だけ知ってたので、見つけて思わず買った。どうやら史学の先生が書いたようだ。期待。

 帰り道、やたらと浴衣の男女を見かけた。御堂筋は相当な混雑ぶりで7時半に始まる淀川花火に向けて既に満員御礼の様相である。きけば神戸でも花火をしているらしい。梅田と三宮で同時に花火をやるというのは人間の分散という意味では運営側の手腕に称賛を送りたい。どちらも数十万人から来る花火大会なわけで大混雑であろう。雨が降る前にということで、明るいうちに家についた。

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