どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:山の日?、読了、ボーダーインク

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8月11日 金曜日 晴れ

 本日、山の日という祝日らしい。知らなかった。今野圓輔『怪談 民俗学の立場から』を大阪への行きしなにほぼ読了。感動して泣きそうになった。折口信夫、柳田國男の後継として、60年前に敗戦の傷みと悼みから立ち上がろうと、近代日本の再興を求めた人のことば。科学教育、信仰の娯楽化など、考えてきたことが60年前と同期し、いまの僕に響いた。文部省「国民の生活慣習調査」迷信調査協議会の記録を漁らねばならない。良書である。

 御屋敷到着後、友人と雑談。お元気そうで何より。

 帰りしな、なんだかんだ言いつつ、一冊読了して研究への示唆を得て、友人に会い本を紹介してもらい原稿をひとつ送信できたので、冥土の土産に良い生産的な一日を過ごせたと思った。徒歩15分の日本の夏にの持つ宗教性についての考察も蒙を啓かれる思いあり。

 沖縄ライカム未来屋書店にて買った池澤夏樹『沖縄への短い帰還』、小原猛『琉球怪談』が良かったので続きはサイン入りを取り寄せ、新作は難波で購入した。沖縄が出版文化盛んなことは有名だがボーダーインクなる出版社、読了した今野圓輔「怪談」的な良さと余韻で、かなり僕好み。発表原稿終わったらもっと読みたいが、明日からは学会発表準備である。

 と思っていたら混雑した電車内、入口近い一人席にて、後ろに立つ30代後半?女性2人の会話が嫌でも聞こえる。飲み過ぎた方には、忘れられない元彼がいるが、セクシーではないが父親も認める罰イチ男性とトライアスロンにハマっている独身?との間で迷っている。「吐きそう…」の言葉に震えながら着席チキンレース(白目