8月15日 火曜日 晴れくもり
崩した生活リズムを戻せないことによる疲れで、原稿を書いていない。やばい。体調も悪い。とりあえずこの流れを打破&リフレッシュしようと、止めていたブレイブウイッチーズの小説2冊を読了。楽しかった。メディアミックスというのは凄いなぁ。爆笑し、ほろりと泣かされる。とくに「オラーシャの大地」の熱いラスト、あとがきにいらん子小隊を持ってくるのは泣いてしまう。あれもいい作品だった。作家、編集の人々の努力に深い敬意を表したい。ヤマグチノボル先生、本当にありがとうございました。先生が遺された「ゼロの使い魔」は、ついこの間、完結しました。
作家と編集は水族館に似ている。来館者は意図を勘ぐる以前に「水中が再現されている」と感じて心を奪われてしまう。しかし水槽内部の構造と配置、生体展示は厳密で体系的な理解、意図、計画性なしには達成できない。編集は展示を魅せつつ、作者と読者の距離の透明度を最適化する対圧アクリル板になる。そんなことを思って、結局また朝5時半に寝た。
午後、起きたあとで多少の仕事を片付けて迷ったが仕事を片付けるために外へでた。取材用の質問、アウトライン、発送を一つ済ませたので悪い一日ではなかったと思いたい。あまりに疲れていて、一度寝て、深夜、小原猛『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスをいく』を半分以上読んでしまった。こういう本を読みたかったというズバリそのものの内容であり非常に楽しかった。が、原稿...。
ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)
- 作者: ヤマグチノボル,上田梯子,島田フミカネ,Projekt Kagonish
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2006/09/30
- メディア: 文庫
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