どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:ライシテ、昇天、打ち合わせ

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9月12日 火曜日 晴れ

 午前中、予定していた海外との話し合いがひとつ流れた。また次回ということである。ふと、フランスにおけるライシテについて質問があったので、友人らに聴いてみた。ブルカや十字架のアクセサリがダメな場合、坊さんの信仰表明のための剃った頭は良いのか、または入れ墨は問題ないのか。極端な場合、衣装や装飾品がダメで身体でよい場合、髪型で十字架をつくるとどうなのか。聞いてみたところ、入れ墨でも宗教的なシンボルの場合は、人に見せるとダメらしいとのこと。興味深い話である。

 午後、ふと「アセンション」ということばを思い出した。キリスト教神学などにおいては「イエスの昇天」を意味する語であるが、最近のニューエイジやスピリチュアル界隈では人類の意識変革?のような意味で使われるらしい。語感が良いので、積極的に使っていきたい単語である。かっー、俺、昨晩、遅くまでアセンションしてたわー、みたいな感じで。略すると「アセる」になる。なれば、焦る、褪せる、汗る?なので、アセショるのほうが動詞化するには良いのだろうか。

 今月末の学会発表はあるが、少し落ち着いたので読書。やっと読み始めた「UFO事件クロニクル」であるが、これはヤバイ。超絶良書の予感。小学生の頃に恐竜図鑑や学研ムー?の辞典三部作を読み始めた際のトキメキがある。目次みて、序文読んだだけで、最高かよ状態。しかし小学生のときに読んだあの三冊はなんて本だろうか。表紙みればすぐに分かるんだけど。

 UFO事件クロニクルを読んでも思うが、この70年を把握しつつ、戦前から1960年代くらいまでの近代をいかに評価するか、という歴史的点に我々は立っている。すなわち維新以来の近代日本の評価、総括。戦後100年となる2045年には、どんな世界が待っているのだろう。

 夜、2月締め切りの一万字原稿の打ち合わせを珈琲屋にて。批評とは何かなど、多くのことを学ぶ時間となった。帰り際、べろんべろんに酔った隣室の友人もテーブルに加わった。楽しい時間である。しかし、今週は人との面会が多い。そして来週までに発表原稿を一段落させねばならない。

フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史 (文庫クセジュ)

フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史 (文庫クセジュ)