9月28日 木曜日 曇り
東京へ。今回はただ金を使うだけという悲惨な旅である。学会発表の運営費、場合によっては交通費まで政府が出すというのが世界の常識であるならば、ぜひ、都合のよいときだけ自己卑下戦隊オウベイガーを発揮せずに、文系学問分野においてもオウベイガーと同じ待遇にして頂きたい。全くもって無意味であり、哀しみである。
結局、過ぎた一年を思うと意外によかったよね、とか思っていたら寝るのが遅くなり6時半。12時半頃に目が覚めた。どう考えても13時のバスには間に合わなかったので、千円かけてもキャンセルしておいて良かった。いそいそと動き出し、予定より一時間遅れて出発。家の前の水道管工事らしく、着替えている途中に呼び鈴がなる。イライラしながら応対してしまった。工事は必要だからしてくれればいいのだが、いまは忙しいのだ。
我ながら愚かだとは思うが、贔屓の喫茶店がパンの食べ放題を試験的にやってみるというので、ちょっと遠出して出席。一時間ほど座って、そのまま新大阪へ。作家氏と入れ違いになってしまった。行きしなの供は、東浩紀氏『ゲンロンゼロ』。読み始めた瞬間、良書特有の序文の静かな強さが漂っている。おお、これはいい本に違いない。とにかく哲学や文芸などの素養がないし、批評界隈のことばというのは意味不明なので読める気がしなかったのだが、平易に書かれている気がする。
それに一応僕だって、長年にわたり凡俗ながら人類最大の宗教的古文書の伝統と向き合って来たわけで、それに比べたら多くの書物の読解は思うほど難しくないのかもしれない。しかし、パン、ハンバーグ、コーンスープ、ミックスベジタブルに芋、かなり旨かったけど満腹で読書には眠い。
途中まで読んであとはぼんやりと窓外を眺めながらエモくなった。2010年代、大きな水環の向こうで見えた様々な手がかりはふさわしい人々の手に収斂し、手元に残るは劣化コピーへの愛着による差分の個体化、平たくいえばバグだけだが、それはマリン・スノーのように堆積して深海底流となる。極寒のロッキー山麓で見た日の出の意味が、地の果てに溶け、朝未き大安息へ。遠い記憶から線が見えている。
品川到着。降りた瞬間「寒い」と思った。え、やばくね。こんなに気温違うの?と思ったら、どうやら今晩かららしい。新宿にて待ち合わせ。雨の中、歩くのがいやなので、駅とつながっているビルのエスニック料理みたいなところで、友人たちと待ち合わせた。楽しい時間となった。そういえば衆院解散したらしい。なんというか茶番に税金を投入するということだが、何ともはや…。さらにJ.J.エイブラムスによる「君の名は」ハリウッド化とか。これ、アルマゲドンとかになるんじゃないの、単純に…。
死亡した瞬間体重が21g減る。犬の場合変化なし。人の魂の重さと言われたがP・クラーク医師によるとその瞬間、肺で血液を冷やせなくなるため急激に体温が上昇しスッと熱が引く現象が起きる。その際発汗する量が21gだった。犬の場合は体温調整が舌で行われるので発汗が起きず体重減少が無い。メモ
— りさり (@sweetcocoamilk) 2017年9月26日
昨日の22時に稚内で「漁火光柱」
— ryo mikuni (@r_mikuni) 2017年9月27日
まさに漁り火の上空#稚内市 #漁り火 #光柱 #自然現象 #漁火光柱 pic.twitter.com/ojCiVWRkaA
アニメ映画「君の名は」、ハリウッドで実写映画化決定! J.J.エイブラムス&リンジー・ウェバーがプロデュース [アキバ総研] #君の名は。 https://t.co/SyYL82ECpN pic.twitter.com/rC0x8iIzBN
— アキバ総研 (@akiba_kakakucom) 2017年9月28日