どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:テーブルを囲う、原稿、憑霊信仰論

11月28日 火曜日 晴れ

 お気に入りの「異世界居酒屋のぶ」新作掲載ということで「このライトノベルがすごい!2018」を購入。家を出る前に読んだが、オトーシ、ナポリタン食べたくなった。安定の飯テロ作品である。片眼鏡の徴税人よき。その他は最新ラノベ事情が書いてある。馴染み深いアニメ化原作含め、いま何が流行ってるのか一覧できる。

 最近寄稿した同人に見知らぬ誰かが面白いといってくれたことの喜びから、作家の喜びを知るとともに苦労も慮る。スゲエなと思う。

 本日、作業日。ここ最近、またしても壁を隔てた向こうで工事をしているので、つか僕の部屋の壁の改修やら何やらでとにかくうるさい。とてもじゃないが作業をできる集中できるような状況にないので、外へ。

 たまたま近くにいたという批評家を誘って珈琲を飲み、そこに作家も加わって、昨今のラノベ業界事情から作品論について語った。両者とも新進気鋭のクリエイターであるので、互いのことを気に入ったようで何よりである。僕は一消費者であるが、このようにおもしろいものを書き話す人々に、少しでも貢献できることがあるならば、それは幸いなことだ。

 その後、ひたすら小松和彦『憑霊信仰論』を読んだ。とりあえず第一章の精読を完了。非常に良い。この人の研究視野は頭に入れて置きたい。民俗学と人類学の橋渡しという印象をもったけれど、人類学からいくと、より高度に洗練された人類学的方法と内容らしい。非常に興味深い。とくに「つきもの」をマナとして理解し、それによる意味世界の構築と修復という指摘はよいと思う。あとspirit-posessionと「つき」の違いなども、おお、なるほどという感じ。

 しかし、11月中旬以降、イベント手伝い以降、気管支炎に祖父逝去とバタバタし過ぎていて原稿がたまっている。片付けなくては。にしても、今週末は12月とかやばE。

憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫)

憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫)

 
妖怪学新考 妖怪からみる日本人の心 (講談社学術文庫)

妖怪学新考 妖怪からみる日本人の心 (講談社学術文庫)

 
異界と日本人 (角川ソフィア文庫)

異界と日本人 (角川ソフィア文庫)

 
異人論―民俗社会の心性 (ちくま学芸文庫)

異人論―民俗社会の心性 (ちくま学芸文庫)

 
呪いと日本人 (角川ソフィア文庫)

呪いと日本人 (角川ソフィア文庫)