上野の科学博物館に200年前の女性ミイラ展示してあるのだが「死者を晒し者にしてるわけではありません」「撮影禁止」など配慮がすごい。ところがとなりの縄文時代のガイコツには一切配慮なし。そのあたりのセンビキはどうなっているのか、遺体の祟りや尊厳は何百年で無効になるのか。 pic.twitter.com/ETMsYVVGuE
— 高木壮太 (@TakagiSota) 2017年11月26日
11月28日 火曜日 晴れ
お気に入りの「異世界居酒屋のぶ」新作掲載ということで「このライトノベルがすごい!2018」を購入。家を出る前に読んだが、オトーシ、ナポリタン食べたくなった。安定の飯テロ作品である。片眼鏡の徴税人よき。その他は最新ラノベ事情が書いてある。馴染み深いアニメ化原作含め、いま何が流行ってるのか一覧できる。
最近寄稿した同人に見知らぬ誰かが面白いといってくれたことの喜びから、作家の喜びを知るとともに苦労も慮る。スゲエなと思う。
本日、作業日。ここ最近、またしても壁を隔てた向こうで工事をしているので、つか僕の部屋の壁の改修やら何やらでとにかくうるさい。とてもじゃないが作業をできる集中できるような状況にないので、外へ。
たまたま近くにいたという批評家を誘って珈琲を飲み、そこに作家も加わって、昨今のラノベ業界事情から作品論について語った。両者とも新進気鋭のクリエイターであるので、互いのことを気に入ったようで何よりである。僕は一消費者であるが、このようにおもしろいものを書き話す人々に、少しでも貢献できることがあるならば、それは幸いなことだ。
その後、ひたすら小松和彦『憑霊信仰論』を読んだ。とりあえず第一章の精読を完了。非常に良い。この人の研究視野は頭に入れて置きたい。民俗学と人類学の橋渡しという印象をもったけれど、人類学からいくと、より高度に洗練された人類学的方法と内容らしい。非常に興味深い。とくに「つきもの」をマナとして理解し、それによる意味世界の構築と修復という指摘はよいと思う。あとspirit-posessionと「つき」の違いなども、おお、なるほどという感じ。
しかし、11月中旬以降、イベント手伝い以降、気管支炎に祖父逝去とバタバタし過ぎていて原稿がたまっている。片付けなくては。にしても、今週末は12月とかやばE。