1月15日 月曜日 くもり
通常どおり仕事を終えて、昼食へ。池波正太郎が愛したことで有名な中華にてシウマイを食べた。やはり旨い。その後、道向かいの喫茶店にて座り、映画マジンガーZinfinityを観にいった。マジンガーZみたことなかったが、何かものすごく感想に困る圧力の高いものを見せられた感。
そもそも僕が生れる以前に放映されている作品であり、日本の有人ロボットの系譜の源流である。だから、演出はいちいち古典的なのだ。とはいえ、ところどころに現在のアニメ世代へのフックを挿入している。さらに、扱う問題は量子論的課題と未来である。監督と原作が、いまこの主題を伝えたかったというのは、まあ分かるのだが、なんというか暴れん坊将軍がスマホ使ってるみたいな、謎の感覚に襲われた。古文でラノベを読む感覚とでもいおうか。
その後、友人作家に会えたので、ほぼ完成した初稿をお見せしたところ、良いのではないかとのことばを頂いた。有難い限りである。
結局、家に戻ったのは遅くなったが悪くない一日である。初稿を編集にあって渡すはずだったが予定が変わったので、別日となった。とにかく、あとは編集と相談しながら精錬して読者諸氏の前にリリースとなる。とりあえず、ぼくが個人でやれることはやったので、肩の荷が下りた感じはある。