どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

にっき:20度こえた、仕事日、人体を扱う

3月4日 日曜日 快晴のち雨

 朝、迷ったがオンラインで知人牧師の礼拝を視聴。来週が震災を記念する日ということで、東北大震災のことを思った。あと未だに思うけれど、東日本大震災という名前は可笑しい。被害の中心は東北の太平洋沿岸部だったのだ。東京都民が自らの経験のために言葉が必要なのは分かるが、当事者性を得るために「東日本」という括りにしたのは、やはりおこがましいだろう。愚かの極みである。

 身支度して出発。ふと思ったが、神への信仰はあるが、神を語る人への信頼はもうないことに気付いた。くだんの知人牧師が云々というわけではない。個別具体的に、今生きている人々への信頼がないのだ。というよりは興味がないといったほうが正しいかもしれない。どちらかというと、歴史そのものとしてのキリスト教が、僕の伴侶である。

 行きしなに、やっと怪談集を読み終えた。東雅夫編『山怪実話大全 岳人奇談傑作選』(山と渓谷社、2017)であるが、なかなか良かった。全26篇の実話とつたわる怪談集であり、山道を登るように、田中貢太郎、岡本綺堂、柳田國男へと遡る。語られるは人が山で遭った人ならざる、有り得べからざるものたち。一話一話の余韻もあり読了に時間がかかった。

 ふと三毛別羆事件🐻を思い出した。1915年(大正4年)12月9日から12月14日にかけて、北海道苫前郡苫前村三毛別(現:苫前町三渓)六線沢で発生した、クマの獣害としては日本史上最悪の被害を出した事件である。エゾヒグマが数度にわたり民家を襲い、開拓民7名が死亡、3名が重傷を負ったとwikiなどには書いてあるが、熊怖いな。

 シナリオライターの友人と入れ替わりになって、ぼくはそのまま仕事へ。通常どおりと思っていたら、今日から新しく覚えることがあるらしい。時給で雇われている身なので文句の言いようもないのだが、先に明示してくれたほうが有難い。ということで、本日よりぼちぼち身体介助を覚えよとのお達しである。文字通り、人間の身体を扱うということだが、そもそも自身の身体さえ自在に扱えるわけではないので、困ったものである。

 夜、ふと昔食べた梅味の飴を思い出した。たぶんSNS経由で友人があげた夜の梅の写真を見たからだろう。寝ようと横になった瞬間に贔屓のネットラジオが始まってしまい、最後まで聞いてしまった。これは翌日つらいパターンである。

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