どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

新年度開始

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4月5日 木曜日 晴れ

 本日、朝から晩まで研究室である。ガイダンス初日であり、午前中は大学院、午後は全体、その後、TAの顔合わせ、紀要のための打ち合わせ、さらに読書会という一日である。ちょっと考えただけで眩暈がするが、諦めて突撃するしかない。竹槍で原子爆弾を止めるのだ。

 2時半くらいには寝て、9時45分前くらいには起きて身支度、学内へ。今年度の顔合わせということで、関西の有名私大より一名修士入学とのこと。物語論などに興味があるとのこと。中々、優秀な印象を受ける。一度、面倒なことになった助教氏も、月曜には帰国するらしく、まあ、また会う機会はあるのだろうが、お疲れ様でしたという思いがした。

 昼食は同僚と学内販売の弁当400円を買いにいくついでに午後の予定の確認。みな考えることは同じらしく、研究室に人が集まってきた。一人でいたいので、早々に食べ終えて、次のガイダンス教室へ。

 やっと落ち着いたと思ったら、猫耳フードの全身を黒でコーディネイトした女子学生に話しかけられた。何を言われたか分からず「???」となっていたら、カタコトの日本語で「センパイですか?」とのこと。

 あ、教室を探してるのかと思って「ああ、ここは~専修のガイダンス教室です」というと、なんと、ぼくがTAで面倒を見ることになりそうな留学生らしい。同僚の話では、留学生ガイダンスに猫耳?をつけてきて、修士学生の談として「直視できない」との伝聞。この人かと思ったが、予想していたよりも、普通の印象である。

 ということで、ぼちぼちと人が集まり、ガイダンス開始。指導教官は非常な人格者であり、学問が人格を陶冶する希有な例であるので、教授に会うのは有難いと思っているが、他の研究室の関わりは可能なかぎり避けたい。面倒事は御免である。とはいえ、今年はTAであるので必然的に食いこんでいかざるを得ないのである。

 自己紹介が始まり、名前と研究分野を述べて30秒ほどで終わらせる中、某大学の印哲を出たという韓国青年の番となった。そして、彼がどうやら地雷であるっぽかった。洋々朗々と来日以来の経緯を解説し、過去学んだ分野を「真理がない」と二度も断じたあげ「下っ端からやりなおす」と、これまた二度も云った。

 苦笑を通り越して頭を抱えたが、彼もまたぼくのTAクラスに来るのだろう。経歴からして優秀なのだろうけども、明らかにコミュニケーションの不可能性を感じさせてくれる感じである。しかし、大学院受験を目指すための日本語を教えながら、同時に日本人学生の英語を見るというのは、ちょっと無理がないだろうか。参った...。

 一通り、ガイダンスを終えたのち、久しぶりに会った研究室の先輩にあたる歴史学者と珈琲を飲んだ。すでにPh.Dを持っていらっしゃるのだが、ダブルということで、現在博論をもう一本、ぼくの隣接分野で書いておられる。最新情報と鋭い分析を聞くことができ、大変ためになった。有難い。

 その後、やっと読書会を終えて、ラーメンを食って帰宅。急に寒くなったこともあり、いろいろと疲れそうな新年度開始の一日であった。

 帰宅後、来週は原稿ができないので仕事を一つ。あまりに鼻水が出て、くしゃみも止まらず、体調も悪く、これは死ぬんじゃないかと思ったので、翌日、病院へ行くことにした。花粉症だろうか…。

 なかなかに微妙な一日であったが、バイトのぼくにもボーナスが出たので、それによって救われた気分である。2時過ぎに寝た。

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