4月7日 土曜日 晴れ
1時前には眠り、5時45分に起こされることもなく、よく眠れた。有難い。雨のせいで洗濯物が乾かないので部屋干しにして扇風機とドライをかけていたのだが、ほぼ乾いているが、もう少しである。
とくに忙しくもなさそうなので10時半に上げてもらって、贔屓の喫茶店にて昼食とした。エロゲのシナリオライター氏と友人が、そこで会うのでいれば会うかもという連絡があったが、その通りとなった。
快眠後の仕事明けという夜勤にしてはよく分からない状態であるが、珈琲の美味い朝である。もらったアレルギー対策の薬も効いているのか、鼻水は止まっている。よい気分だ。
ネット仲間たちと会って、一度、二年半ぶり、待ちに待った新刊が出たので買いにいった。今晩、復活祭に参列する予定なので、人が泊りに来る。本雪崩の上に洗濯ものを投げた空襲後のような部屋なので、せめて寝る場所をつくらねばならないが、どうしようかと思っていたら、畏友作家氏が編集氏と一緒に来たので、少し同席させてもらった。
夕方6時、いい具合に疲れてきたので帰宅。だらだらと部屋を片付けて、なんとか寝る場所をつくった。申しわけないが、致し方ない。
深夜12時前、聖大パスハの始まりである。祈りの歌とともに堂扉が開き、十字架を先頭に回る。そして赦され、復活したものとして至聖所へと歩を進めるのだ。非常に美しく、豊穣な景色である。今年も春が来たのだ。寒空の下、季節の移り変わりを覚えた。ユリウス暦とグレゴリオ暦の差があり、去年は一緒だったが、今年は一週間ずれている。3月21日以後の満月を過ぎた最初の日曜日に復活祭を祝うのだが、神の御名をば朝まだき、世界に復活の春が訪れたのだ。
批評家、今年より非常勤講師となった哲学研究者、元同居人の友人たちを誘っていたので、あまり長い滞在とはならなかったが、近所のビアバーで復活を祝った。そこに最近単身赴任を解かれた報道記者の友人も加わって、紫煙と麦酒を呑みつつ、こういう復活祭も悪くないなと思った。
丑三つ時をまわる頃、大路にて三々五々散会した。研究者と記者氏の二人の背中をみていると「もう一杯のむか」と聞こえた。その後、朝まで彼らが飲んだのは云うまでもない。ぼくと友人は帰宅し、布団にもぐった。四時前であった。
本日、約2年半ぶりの新刊である“五杯目”が発売になった『異世界居酒屋「のぶ」』の著者、蝉川夏哉先生がご来店!
— ジュンク堂書店難波店コミック売場 (@junku_namba) 2018年4月7日
サイン入りの色紙をいただきました!
『異世界居酒屋「のぶ」』はコミックと一緒に、当店ライトノベルコーナーで展開中!
今月放送開始のアニメの肴に、ぜひぜひお買い求めください! pic.twitter.com/t44Vdkrp9j