11月24日 土曜日 晴れ
本日、宿直。10時半起床。11時半には身支度おえてブログ更新。12時半に出発。結局、一時前の電車に乗った。先日の奈良訪問の際に100円で買った、西谷啓治『根源的主體性の哲學』の気になる箇所をボチボチと読む。とりあえず序文と「ヒットラー運動の精神」「日本の精神」あたりは研究域と関わるので読んでみた。おもしろく、興味深い。
「われ在り」といふことの窮極の根柢は底なきものである、吾々の生の根源には脚を著けるべき何ものも無いといふ所がある、寧ろ立脚すべき何ものも無い所に立脚する故に生も生なのである…脱底の自覚から新しい主體性が宗教的知性と理性と自然的生とを一貫するものとして現れ来る
近代欧羅巴文明の危機を克服するものは、brutalな自然性、理性乃至は精神、宗教の超越的精神の三つを、即ち近世史の三つの時期の根本的立場を、綜合し得るエトスのみである…これを生の生命性と理性と神秘性の統一、或は経済と政治や倫理及び知識と宗教との生活を包容し得るエトスとも言ふことが出来る
贔屓の喫茶店に40分ほど座って昼食として仕事へ出発。この11月がとにかく忙しいので、かなりキツいのだが知人が笑顔で声をかけてくれたことに癒された。誰かの小さな仕事が、誰かを小さく支えていく。人類の根源的善性の発露である。
30分早くついたが作業開始。ポテトサラダとシソが余っていたので、シソ天ぷらを作ったが失敗。衣も粉もちょっとで良いのだ。加減が分からず付け過ぎた。薄揚げと水菜の炒め物も、めんつゆをかけ過ぎて、なんとも残念な出来の夕食をつくってしまった。
明日は大阪マラソンらしく、5時に起きることが決まった。辛い。1時半に就寝。
