どっか暖かいとこで猫と静かに海みて暮らしたい

ネットの海の枯れ珊瑚がふく泡...('A`).。。... 書いてることは全部嘘です

さらば院生氏、寺田寅彦、代打の宿直

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3月11日 月曜日 くもり

 9時前に起床、二度寝のち9時半には動く。院生氏が買ってきたものやらで朝食。本日、関東に戻るとのこと。午後、一緒に出かけることになる。10時半から11時くらいまで、ブログ更新。今日中に、いくらか単価の低い仕事を終わらせて、宿直明けの明日はゆっくりしたい。

 ふと大学時代などの人間関係を思い出した。天体同士が離れていくように徐々に確実に距離が開いていく。いざ連絡をしようと思っても、距離があり過ぎて、語彙と感覚が変わり過ぎていて、もう話せなくなっている。

 時間は物理的な距離と同義である。天球に光速で映し出される瞬きの多くは、数百万年前、数億年前の出来事だ。空に映る天体のように、ぼくの脳裏に映る遠い昔の記憶。地方都市の小さな教会、瀬戸内海のキャンプ場、ゼロ年代の関西の街並み、その空気への宗教的カウンターのエートス。遠くになりにけり。

 準備も整ったので院生氏と贔屓の喫茶店へ向かう。彼はそのままなんばから新大阪へと向かい、そこから関東へ戻る。行きしな、わりに専門に関する話をできたので良い時間だった。院生氏はビールを2本空けた。

 帰りしな、寺田寅彦の戦前の文庫『天災と国防』を買った。地震の話が載っていたからだ。今日読むにふさわしいだろう。

 夜、宿直。代打でいつもと違うが、少し大変だった。とはいえ、無事に終了。1時半には寝た。